日本の大手芸能プロダクションである株式会社ホリプロより、デビュー55周年を迎える和田アキ子さんの楽曲をアレンジし、新しい発想で世の中に売り出すという課題を頂き、学生チームが制作しました。

　現代のリスナーにも親しみやすいアレンジにするため、日本の音楽文化であるボカロ曲風のアレンジに挑戦。”和製R&Bの女王”の楽曲をボカロアレンジすることは、真逆の発想で、最初はイメージが湧かず、抵抗もありました。
　しかし、和田アキ子さんの圧倒的な歌唱力が活かされている楽曲のため、最新のボカロ風サウンドで、和田さんのような力強い歌声のヴォーカリストが歌うことで、原曲のテイストを壊さず、音楽のイノベーションができるのではないかと考察しました。制作方法は、「Co-Writing Studio」という複数人での音楽制作に適したコミュニケーションツールを利用し、メロディーが強み、リズム作りが強み、音作りが強みなど、個人の強いスキルを活かし合うチーム制作方法で行いました。
　こうして制作された楽曲は、株式会社ホリプロにプレゼンテーションを行った結果、高評価をいたただき、11月29日にApple MusicやSpotifyなどで配信リリースされました。