産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】西洋野菜栽培でのマルチの違いによる​収穫量の比較研究​

4.質の高い教育をみんなに
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
15.陸の豊かさも守ろう

仙台市経済局農林部より、仙台市に西洋野菜を普及するために、生分解性マルチと通常マルチがどのように栽培や収穫量に違いが出るのか、比較研究の依頼を頂きました。
 結果として、マルチによって収量や成長に違いがほぼなく、クセがほとんどない日本人に合った西洋野菜を栽培できました。同時に、栽培した西洋野菜で食べ方やレシピも考案・作成し、仙台駅東西自由通路販売会にて配布し、馴染みのない西洋野菜の普及に貢献できました。
 日本では西洋野菜の普及が乏しく、販売規格や売価が定まっていないため、市場調査から行い、西洋野菜の流通についても学びました。
 この企画を通して、マルチの種類や特性、これまで携わっていない西洋野菜の栽培・調理・販売までも知り得たため、今後もSDGsに即した農業に取り組むきっかけにもなり、良い機会となりました。

【取り組みスケジュール】
2023年
 9月12日 仙台市経済局、(株)プロジェクト地域活性、オリエンテーション、マルチ貼り作業(通常、生分解)
 9月26日 第1次プレゼンテーション、仙台ターミナルビル(株)山村真弓様より西洋野菜について講義
12月 5日 最終プレゼンテーション、山村様と生育状況、収穫状況の確認
12月11日 仙台駅東西自由通路販売会(カーボロネロ、コールラビ、セルバチコ、スティッキオ)

● 連携企業
 仙台市経済局 農林部 農政企画課 農食ビジネス推進室
● 学科・専攻・コース・学年
 農芸テクノロジー科 スマート農業&流通専攻/ファームtoテーブル専攻 2年
● 取り組み期間
 2023年9月12日(火)~2023年12月11日(月)