有限会社鍋八農産が運営する農家レストラン「HACHI米」より、「ランチプレートのメイン料理の提案」の依頼を頂きました。
　有限会社鍋八農産が自社栽培した精米したてのお米はもちろん、近隣農家から仕入れた新鮮野菜を使用したサラダなど、豊富な農産物を使用したメニュー構成が特徴となっています。

【課題条件】
①ご飯がテーマのお店の為「和食」を推薦
②「洋食」「中華」でも可能だが和の味付け
③入手可能な食材を使用
④ワンプレートでの提供の為、汁気が少ない、あるいはとろみをつけ調整されたもの
⑤自分が食べた時にご飯がおかわりしたくなる味付け
⑥独創的な発想が感じられるもの
⑦ターゲットが、昼食時間が限られるサラリーマンやOLの為、提供までの時間が工夫できる構成であること
以上の課題条件で実施しました。
　

　最優秀賞は「ブリの西京焼きゆず香る特製タイアラソース添え」。材料費２９０円まで使用可のところ、原価２２３円です。最優秀賞作品のみだけではなく、取り組んだ学生全員のメニューを週替わりで販売しました。
　定められた条件の中で、自分の理想とするメニューを作ることの難しさ、少しの組み合わせ方違いによって変わる味の奥深さについて、知ることができました。また共に課題に取り組んだ仲間の数だけ違うメニューがあり、創作料理に終わりはないのだと改めて感じることができた、と学生たちにとって良い経験を積むことができました。