産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】伊勢志摩・英虞湾(あごわん)アップサイクルプロジェクト

4.質の高い教育をみんなに
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
17.パートナーシップで目標を達成しよう

 伊勢志摩サミットが開催された英虞湾に浮かぶ間崎島はかつて真珠養殖で栄えていました。しかし、環境悪化や経済悪化の影響により、真珠養殖の衰退は著しい。少子高齢化、後継者不在で、放置された漁具や真珠小屋が各地に点在しており、その放置された漁具が、海洋プラスチックごみ問題をひきおこしています。
 また水面下では、ガンガゼというウニの仲間が増殖し、海藻を食い荒らし、海底は砂漠状態になり、磯焼けという現象を起こしています。
 英虞湾アップサイクルプロジェクトに取り組むSushi yutaka Resort株式会社の「何とかしたい!」という思いに共感した大阪ECO動物海洋専門学校の学生たちが、2021年から放置漁具の解体や処理、ガンガゼの駆除などに取り組んできました。

 今年はガンガゼに価値を付けるために、姉妹校である大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校の協力を得て、ガンガゼクッキーの開発を行ないました。また11月には島のイベント運営に協力し、志摩周辺で活動されている様々な団体と交流することができました。
 このプロジェクトを全国に広げていくことで、いつか海辺に積み上げられたゴミの山が宝の山となることを目指します。
 地域を活性化し、豊かな海を未来につなげていくために、豊かな自然環境を未来につなげていくために、挑戦を続けます!

● 連携企業
 Sushi yutaka Resort株式会社 志摩市
● 学科・専攻・コース・学年
 野生動物&環境保護専攻1・2年生
● 取り組み期間
 2021年11月~