産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】西表島環境保全プロジェクト

4.質の高い教育をみんなに
11.住み続けられるまちづくりを
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
17.パートナーシップで目標を達成しよう

 沖縄、西表島は固有種が数多く生息し、東洋のガラパゴスと言われています。イリオモテヤマネコをはじめとする希少な生物が危機に瀕しており、学生たちが直接保護に携わっています。2023年度は6月12日から4泊5日で西表島で活動をしました。
 例えば国の特別天然記念物であるイリオモテヤマネコは、島内に200頭ほどしか生息していないにもかかわらず、ロードキル(交通事故)により命を落とし、環境省のレッドリストで最も絶滅の危険性が高い絶滅危惧IA類に指定されています。
 ロードキルの原因の一つは、ジャングル奥地の集落の過疎化により主な餌場となっていた水田が衰退、消滅したことです。そして、作業の効率化により管理しやすい車道沿いに水田が集中した結果、水田に生息する様々な生きもの、それらを食べに来るイリオモテヤマネコが車道付近へ出てきてしまうようになったことで事故が起きています。

 車道から離れた場所に多種多様な生物が暮らせる水田環境を取り戻すことは、イリオモテヤマネコのロードキルを減らすだけでなく、様々な生物の保護に繋がります。浦内川沿いにある稲葉集落跡に餌場を整備するために生物相調査を行い、草刈りなどを実施しました。周辺にセンサーカメラを設置し、本年もイリオモテヤマネコの撮影をすることが出来ました。 
 また、島民と協力して、マングローブ林に漂着したプラスチックゴミの清掃やごみの分別などの活動を実施しました。植生や動物相などの地道な調査活動を続けながら、環境啓発を含めた保護活動を今後も実施していきます。

 生物(動物)相:特定地域に生息・生育する生物(動物)の種類組成
 植生:一定の広さをもつ地域に自生する全ての植物の集合体。荒原・草原・森林

 
● 連携企業
 浦内川観光
● 学科・専攻・コース・学年
 野生動物&環境保護専攻1、2年生
● 取り組み期間
 2016年年10月~2023年12月(継続中)