産学連携教育プロジェクト
EDUCATION PROJECT
【産学連携】秋田ジャンボうさぎ魅力発信プロジェクト
畜産動物(肉用種)として取り扱われる秋田ジャンボうさぎは、長い年月にわたって改良を重ね、現在に引き継がれてた秋田県特有の大型白うさぎです。しかし、秋田県のなかでも周知されている地域は非常に限られ、大仙市周辺のみに留まっています。農家の高齢化やジャンボうさぎそのものを知る人が少ないことなどから後継者が見つからず、農家の数、ウサギの個体数がともに減少しています。
今回のプロジェクトでは、広く一般にジャンボうさぎの存在を知ってもらうことで、親しみを持つ人や将来農家になりたい子どもたちを増やしていくことを目的として普及活動を行いました。

9月2日(土)、秋田ジャンボうさぎ飼育講習会に参加し、発祥や歴史、品評会、適切な飼育方法等について学びました。座学だけではなく農家見学の実施、また、じゃんぼうさぎの個体を学校に導入して飼育管理を行いました。これらの活動を通して、学生自身が秋田ジャンボうさぎの魅力を発見・体感しました。
10月に大仙市で開催された「全国ジャンボうさぎフェスティバル」に、仙台ECOブースを出展しました。学生たちが考案した愛玩ウサギと秋田ジャンボうさぎの違いについて幅広い年代層に理解してもらうクイズを行い、目標としていた参加者数100名を無事突破し、フェスティバルは盛況を収めました。
来年度もフェスティバルへの参加を継続するとともに、SNSでの情報発信を強化し、仙台ECOの取り組みで農家を目指す子どもたちを増やしていきたいと思います。



秋田県大仙市中仙地域総合畜産振興会 小家畜部会
● 学科・専攻・コース・学年
エコ・コミュニケーション科 動物園・動物飼育専攻 2年
● 取り組み期間
2023年5月10日(水)〜2023年12月20日(水)