産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】サメの生態認知と飼育環境改善

4.質の高い教育をみんなに
14.海の豊かさを守ろう

 宮城県気仙沼市にあるシャークミュージアムより、一般の方に向け、気仙沼の文化やまたサメ類についてもっと認知してもらいたいという依頼を頂き、本研究に取り組むことになりました。
 実際に施設を見学して打ち合わせを行い、そこで得た知識や情報を用いてイベントを実施しました。100人以上のお客様に文化やサメについて知ってもらうという目標に掲げ、また気仙沼への地域貢献も目的に取り組みました。
 また施設で展示している生体(トラザメ)に表皮白化、拒食などの症状が現れ、卵の孵化率も低下したため、企画と併せて飼育環境の改善依頼にも取り組むことになりました。

 6月29日にシャークミュージアムにて打ち合わせを行い、8月11日に館内でイベントを行いました。気仙沼と馴染みのあるサメをはじめ、サメの認知度の向上を図るため、入口でレベルごとに分けた問題用紙と解答用紙を渡し、館内にある展示をもとに答えてもらうクイズを実施しました。正解数に応じてコインを渡し、コインと引き換えにタッチプール体験や標本展示の見学体験、お菓子と交換できる報酬型のイベントとしました。目標参加者数100名に対し、参加者110名(来館者568名中)と、目標参加者を上回る参加をいただくことができました。
 また参加者に回答いただいたアンケートの結果では、87%のお客様が「楽しめた」と回答、さらに、サメや魚への学びは100%の方が「学べた」と回答をいただきました。
 

 飼育環境改善についてはREEF ICP TEST(簡易水質検査)の結果、飼育に使用している水道水、飼育水のすべてにおいて、鉄、亜鉛などの重金属類が許容量上限を上回る数値が検出されました。このため、重金属中毒がサメの死亡の原因と考え、濾過材の洗浄と濾過槽内の掃除を行い、改善を行いました。

● 連携企業
 シャークミュージアム
● 学科・専攻・コース・学年
 エコ・コミュニケーション科 水族館・アクアリスト専攻 2年
● 取り組み期間
 2023年6月29日(木)〜2023年12月21日(木)