産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】サトウキビ畑の除草効率化

14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
1回目の石垣島調査でデータを収集している様子

 石垣島のサトウキビ畑にて実施されたプロジェクトです。

 石垣島の土壌は赤土で形成されており柔らかいため、畑を耕すと雨が降った時にこの赤土が海に流れ出してしまいます。これにより、石垣島の周りにある海やサンゴ礁に大きな影響を与えてしまうのです。
 そのため、石垣島の農業は畑を耕さない不耕起農業が主流です。しかしながら、畑を耕さないことで育てたい作物と一緒に雑草も生えてきてしまいます。現在は作物と雑草同時に除草剤をまくことで、作物の収穫をしていますが、作物にも除草剤がかかってしまうことは人間の体にも大きな影響を及ぼしてしまいます。


 そこで、本校の学生と石垣島の方とでタッグを組み、サトウキビ畑において雑草とサトウキビの苗を見分けるAIシステムを作成。そのAIシステムを使用して、雑草だけに除草剤をまくサービスの開発を行いました。
 プロジェクトでは学生をソフトウェア班とハードウェア班に分け、それぞれ学生同士で進捗確認をしながらプロジェクトを実施しました。実地調査も1年に二回実施しました。

● 連携企業
 石西礁湖サンゴ礁基金
● 学科・専攻・コース・学年
 スーパーAIクリエイター専攻2〜4年
● 取り組み期間
 2022年5月~2023年3月