近年では、テレビゲームやポータブルゲームに加え、スマホアプリのゲームが人気となっています。２０２１年には新型コロナウイルス感染症による巣篭もり需要が増え、世界のモバイルゲームのコンテンツ市場は２割の成長をしました。
　このようは背景のなか、声優の仕事も拡大し、ゲームキャラクターに声を入れるという仕事が急増しています。
　授業で取り組んでいるアニメなどのワード数はおよそ３００ワード程度なのですが、このスマートフォンカードゲームキャラクターヴォイス出演制作プロジェクトでは、その１０倍の３０００ワードを超えました。また、ゲームに登場するキャラクター数によってセリフの数は変わりますが、キャラクター数は５４種類。そして一役ごとに５４セリフあるため、ここまで膨大な数になりました。
　プロジェクトには、声優コースの全学生３５名が参加しました。アテレコだけでなく、Ｐｒｏ Ｔｏｏｌｓを使用し、学生がデータ編集をして納品完了まで行いました。
　このように、今回のプロジェクトでは、演技力と編集スキルが身につきました。そして、このチャレンジを通して新たな可能性を学生自身がたくさん発見できたという感想を述べています。
　この株式会社ｏｕｔｅｒ ｈｅａｖｅｎとのプロジェクトの第一弾として、２.５次元 超カジュアルゲーム『コードギアス反逆のルルーシュwith Realize series』が４月１５日から配信されています。