産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

世界中で愛されるパティスリーブランド ピエール・エルメ・パリへの各種提案

未知なる可能性とプロモーションの提案の最終プレゼンテーション
SDGs
9.産業と技術革新の基盤をつくろう

 東京コミュニケーションアート専門学校では、「パティスリー界のピカソ」といわれるPIERRE HERMÈ氏が展開し、世界中で多くのファンを持つパティスリーブランド「PIERRE HERMÉ PARIS」(ピエール・エルメ・パリ)との産学連携プロジェクトで、プロモーション企画やデザインなどさまざまな提案を行ってきました。

【ピエール・エルメ・パリの未知なる可能性とプロモーションの提案】
 今から今後20年間を見据え、「どうしたらこれから20年後も、若い人たちを取り込みながら、スイーツで人々を幸せに出来るのか?」のテーマで、そのためには「どういった商品開発、クリエイティブコンテンツが必要なのか?」という具体策を学生たちの視点で、企画提案しました。

【Made in ピエール・エルメの商品ポスターの提案】
 21世紀のパティスリー界を先導する第一人者PIERRE HERMÉ が日本の素晴らしいものを、世界へ発信するコンセプトブランド『Made in ピエール・エルメ』。2021年4月15日、東京・港区イベントスペースCOMMUNE表参道にて行われた『Made in ピエール・エルメ 高知マルシェ』のキックオフイベントにて、会場内で使用される広告ポスター制作をTCAの学生が担当しました。

 学生たちは「昭和レトロ」をテーマに、各商品に合わせたポスターをデザインしました。さらに、学生たちのポスターデザインがきっかけとなって、今季のバレンタインデー&ホワイトデー限定商品のパッケージデザインとして、学生の作品が採用されました。

  • 学生が制作した『made in ピエール・エルメ』の商品ポスターのデザイン

  • 今季のバレンタイン&ホワイトデー限定のスイーツのパッケージ

【ピエール・エルメ公式インスタグラムの新しいアイディア提案】 

ピエール・エルメ公式インスタグラムの新しいアイディアとして採用された作品

 一連のプロジェクトで学生たちは、ピエール・エルメ・パリの公式インスタグラムに掲載される、商品写真の背景デザインの提案も行いました。

 「パティスリー界のピカソ」と称されるPIERRE HERMÈ氏が立ちあげ、今では世界中のファンから愛される存在となったピエール・エルメ・パリ。このスイーツブランドが将来的にも、若者たちに愛され続けるブランドとなるためには、どのように魅せるのがよいか、学生たちが提案したアイディアペーパーの中から、実際に採用に向けての準備が進んでいます。

【チーズケーキパッケージデザインの提案】

チーズケーキパッケージデザインとして採用された作品

 学生たちは、北海道ニセコのパーク ハイアット ニセコ HANAZONOにあるピエール・エルメ・パリの専門店限定のチーズケーキのパッケージデザインも提案しました。

 パッケージデザインには、その商品ならではの魅力やプレミアム感を、いかにパッケージに表現するか?という高いクオリティーが求められました。学生たちが提案したデザイン案の中から1作品が採用となり、実際の商品パッケージとして準備が進められています。

● 連携企業:PH PARIS JAPON 株式会社
● 学科・専攻・コース・学年:クリエーティブデザイン科 グラフィックデザイン2・3年
                            イラストレーター2・3年、
                            プロダクト&インテリアデザイン専攻3年
               スーパークリエーター科 ITビジュアルデザインマスターコース3年
                           eビジュアルデザイナーコース2年
                           ものづくり創造デザイナーコース2年
                           KENOKUYAMAマスターコース3年
● 取り組み期間:2020年11月6日~2022年2月4日