産学連携教育プロジェクト
EDUCATION PROJECT
みおつくし福祉・介護の仕事 きらめき大賞マンガ化プロジェクト
大阪市福祉局から、福祉・介護の「身体的・精神的に大変」、「地味な仕事」といったマイナスイメージを改善するためのマンガを作りたいという依頼があり、介護従事者の実際のエピソードを基に取材、インタビューをしてマンガを制作。やりがいや喜び、感動を「マンガ」という媒体を通して、効果的に広く多くの方に広めようとつとめ、福祉・介護のイメージチェンジに大いに貢献しました。
現在、福祉・介護業界では慢性的な人材不足、そして介護従事者の高齢化が進んでいます。そこで大阪市福祉局が福祉・介護サービス分野で働く方々から、仕事のやりがいや喜び、感動エピソードを作文形式で募集し、全作品より大阪市福祉局が受賞作品5点を選定。その受賞作品5点を本校のデジタルマンガコース1名、コミックイラストコース3名 計4名の学生がマンガ化制作に取り組みました。
マンガ化することによって活字離れが起きている若者世代にも手に取ってもらい、福祉・介護の魅力をわかりやすく、効果的に多くの方に知ってもらう狙いがあります。マンガ制作にあたり、受賞された方にインタビューをしたり、作文当時の写真を頂いたり、実際に施設を見学させて頂いたりして、情報収集を行いました。そして、作文と取材等で得た情報を基に、マンガとイラストを制作しました。
これらのマンガは、大阪市内の中学校1年生全員に配布したほか、大阪市HPにおいてデジタルブック版を無料公開。また表紙のカラーイラストを使用したチラシを地下鉄22駅構内・ウェルおおさか・24区役所・市内の高等学校・スーパー・病院にて配布。ポスターはイオン系列店舗28店舗・大阪シティ信用金庫42支店にて展示されました。
学生が福祉・介護職のイメージチェンジに、多大なる貢献をしたことから、大阪市福祉局より感謝状を頂きました。
● 連携企業:大阪市福祉局
● 学科・専攻・コース・学年:クリエーティブデザイン科 コミックイラストコース1年・2年、デジタルマンガコース1年
● 取り組み期間:2021年10月26日(火)~2022年3月2日(水)