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心技体を備えた柔道整復師をめざす「滋慶学園総長杯柔道大会」10年目を迎えて全国8校から男女400名が参加
2014.10.22
柔道整復師学科をもつ全国の滋慶学園グループ8校が参加する「第10回滋慶学園総長杯柔道大会」が10月11日(土)、秋の行楽客で賑わう大阪城公園内の大阪市立修道館で開催されました。約250名の選手と東洋医療のカリキュラム実習の1年生を加えた約400名が柔道を通して、心技体を備えた柔道整復師としての礼節を学びました。
試合を前に行われた開会式では、滋慶教育科学研究所(JESC)の近藤雅臣所長の開会宣言、大会会長である滋慶学園グループの浮舟邦彦総長のあいさつが行われ、浮舟総長は「柔道整復を学ぶ者は現代医学を学ぶと同時に、そのルーツである柔術・柔道、とくにその精神を学ぶことが大切です。この大会を通して、柔道整復師として社会人となる皆さんには『礼』や『義』、そしてチームワーク力を身につけていただきたい」と大会の目的について述べました。
JESC「柔道整復師部会」が毎年開催しているもので、大会は2005年に国の重要文化財である京都の旧武徳殿でスタートし、今年で10年目を迎えました。
今大会には大阪ハイテクノロジー専門学校と東洋医療専門学校の主管校2校をはじめ、
北海道メディカル・スポーツ専門学校
仙台医健専門学校
東京メディカル・スポーツ専門学校
名古屋医健スポーツ専門学校
京都医健専門学校
福岡医健専門学校
の男子8校14チーム、女子は名古屋を除く7校10チームが出場しました。
全日本柔道連盟参与の藤田家将大会顧問をはじめ、大阪府柔道連盟の川﨑武夫会長、大阪府柔道整復師会の安田剛会長、元五輪金メダリストの九州柔道協会の二宮和弘理事長、元世界柔道覇者の天理大学の藤猪省太教授、さらに宮川副理事長や各参加校の学校長ら錚々たる来賓・関係者の方々が見守る中、大会の幕が切って落とされました。
試合は3コートに分かれて、男女の団体トーナメント戦、体重別の個人トーナメント戦が行われ、大技、小技が次々と決まり、熱戦が繰り広げられました。晴天に恵まれて、今年は例年以上に大阪城観光のついでに修道館を訪れた外人観光客の応援風景が目立ちました。
男女とも京都医健が優勝、準優勝を獲得、6年連続の総長杯(総合優勝)
熱戦の末、男子、女子とも団体決勝は京都医健チーム同士の対決となり、京都医健は今年も優勝、準優勝を独占。総合優勝6連覇を達成しました。昨年女子で優勝した仙台医健は2チームが3位を死守し、気を吐きました。もっとも競技態度がすばらしく礼節溢れる選手に贈られる審判長特別賞には女子個人戦57Kg以下級でも優勝した久原選手(大阪ハイテク)が選ばれました。また優秀選手賞に男子は瀧花選手、女子は堤選手(ともに京都医健)が選ばれました。
成績は以下の通り。
【総長杯 総合優勝】
京都医健専門学校(6年連続)
【審判長特別賞】
久原(大阪ハイテク)
【男子団体戦】
[優勝]京都医健専門学校Aチーム
[準優勝]京都医健専門学校Bチーム
[第三位]福岡医健専門学校Aチーム/東京メディカル・スポーツ専門学校Bチーム
[優秀選手賞]瀧花(京都医健)
【女子団体戦】
[優勝]京都医健専門学校Aチーム
[準優勝]京都医健専門学校Bチーム
[第三位]仙台医健専門学校Aチーム▽仙台医健専門学校Bチーム
[優秀選手賞]堤(京都医健)
【男子有段者・個人戦】
優勝 木下(福岡医健)
準優勝 井上(福岡医健)
第三位 梅澤(京都医健)
第三位 柿野(福岡医健)
【男子無段者・個人戦】
《60kg以下級》
優勝 成瀬(名古屋医健)
準優勝 原田(京都医健)
第三位 藤村(大阪ハイテク)
第三位 鬼木(京都医健)
《70kg以下級》
優勝 高柳(東京メディカル)
準優勝 勝又(京都医健)
第三位 小島(京都医健)
第三位 熊谷(大阪ハイテク)
《80kg以下級》
優勝 山田(京都医健)
準優勝 南 (京都医健)
第三位 寺本(東京メディカル)
第三位 中村(大阪ハイテク)
《80kg超級》
優勝 沼 (京都医健)
準優勝 酒井(東京メディカル)
第三位 前川(京都医健)
第三位 白濱(福岡医健)
【女子有段者・個人戦】
優勝 堀川(東洋医療)
準優勝 坂本(福岡医健)
第三位 堤 (京都医健)
第三位 山田(名古屋医健)
【女子無段者・個人戦】
《57kg以下級》
優勝 久原(大阪ハイテク)
準優勝 鳥潟(仙台医健)
第三位 範 (大阪ハイテク)
第三位 三野(京都医健)
《57kg超級》
優勝 高橋(仙台医健)
準優勝 白幡(仙台医健)
第三位 坂田(京都医健)
第三位 宮田(京都医健)