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今年も名古屋に感動を巻き起こした!骨髄推進キャンペーンミュージカル「Hospital of Miracle」公演

総勢253名の学生が作り上げた2014年公演

9月27日(土)・28日(日)、名古屋市内のアートピアホールで、骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「Hospital of Miracle(ホスピタル オブ ミラクル)」が上演されました。

——誰か一緒に生きてくれませんか?
いじめを受けている少女のせつない叫びで始まるこのミュージカルには、白血病などの病気と闘う人々を通して、家族や友人との関係など人生の様々な物語も盛り込まれており、2010年の初演以来、生きることの素晴らしさに多くの人に伝えてきた名古屋スクールオブミュージック専門学校オリジナルのミュージカル。キャスト、演奏、ゴスペルアンサンブルをはじめ、音響、照明、会場運営など、名古屋スクールオブミュージック専門学校(NSM)の各専門分野を学ぶ学生たちの力を結集して制作されています。

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この両日の名古屋の気温は夏に逆戻りしたかのように最高気温が30度を超える暑さでしたが、業界や企業の方々、高校生、卒業生など、2公演で1,212名が来場した会場は気温よりもさらに熱い感動に包まれ、ミュージカルの最後に満場の観客からスタンディングオベーションが贈られました。

ストーリーは、生きる希望を失った少女がたどり着いた病院で、難病と闘いながら明るく生きる少年やさまざまな人生の物語を抱えた患者たちと出会う。やがて命の尊さや生きることの意味を考え始めた少女が、自分にできること=院内DJをみつけ、そこに寄せられる便りやリクエストソングで、他の患者たちが勇気づけていくというもの。病気と闘いながらも、患者が生き生きと生きている、そこは「奇跡の病院」。会場には物語と重なるように、リクエストソングを歌い踊る学生たちの姿に手拍子や笑顔になる観客の皆さんの姿があり、学生たちは大きな感動とともに、仕事で社会貢献をすることを体感していました。

28日(日)の公演には、白血病で亡くなった女優・夏目雅子さんの兄で「財団法人夏目雅子ひまわり基金」の代表事務局長の小達一雄氏が駆けつけ、骨髄バンクへの理解とドナー登録を呼びかけました。終演後には学生スタッフとともに出演者も募金箱を持って募金の協力を呼びかけると、お小遣いのなかから募金をする高校生など、多くの人が協力していました。この2日間でお預かりした募金46万3,598円と収益金の一部は、「公益財団法人骨髄移植推進財団」、「財団法人夏目雅子ひまわり基金」に寄付されます。

協賛いただいた企業の皆様、ご来場いただいた皆様、募金にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

  • 公演当日の会場誘導をはじめ、制作全てを学生が行った。

    公演当日の会場誘導をはじめ、制作全てを学生が行った。

  • 名古屋医健スポーツ専門学校の学生たちは、ボディケアとして出演者をケア。

    名古屋医健スポーツ専門学校の学生たちは、ボディケアとして出演者をケア。

  • 終演後、ロビーで来場者に募金を呼びかける出演者たち。

    終演後、ロビーで来場者に募金を呼びかける出演者たち。

  • 学生全員がステージから骨髄バンクへの理解を呼びかけた。

    学生全員がステージから骨髄バンクへの理解を呼びかけた。

骨髄移植推進キャンペーンミュージカル
「Hospital of Miracle」

名古屋スクールオブミュージック専門学校オリジナルの骨髄移植推進キャンペーンミュージカルの初演は2007年。「Hospital of Miracle」は2010年より上演し、今年で5年目を迎えました。
社会貢献社会貢献の一環として、ミュージカルを耳の不自由な方々にも楽しんでいただけるよう字幕を用意、劇中のラストの曲では手話にも挑戦しています。

《主催》滋慶学園COMグループ
《後援》公益財団法人日本骨髄バンク
    認定特定非営利活動法人あいち骨髄バンクを支援する会
    財団法人夏目雅子ひまわり基金
《協賛》青山商事株式会社「洋服の青山」
    コカ・コーラウエスト株式会社
    株式会社学生情報センター
    株式会社奥村組
    KCJ GROUP株式会社
    株式会社JSコーポレーション
    島村楽器株式会社
    ストレッチポール®ひめトレ
    テレビ愛知株式会社
    東洋プリディア株式会社
    株式会社ナゴヤキャッスル
    株式会社パソナ
    ヤマハリゾートつま恋
    株式会社三重銀行
    名鉄観光サービス株式会社
    リゾートトラスト株式会社 計16社