お知らせ
News
ヨーロッパ風のおしゃれな8階建て 専門学校として再出発する大阪キャリナリー製菓調理の新校舎完成
2014.09.03
来年4月、現在の大阪市福島区の阪神野田駅前にある株式会社立から専門学校法人として新たに出発する大阪キャリナリー製菓調理専門学校(指定・認可申請中)の新校舎が大阪市西区北堀江2の9の14に完成、8月28日(木)に浮舟総長をはじめ、学校関係者や工事関係者、来賓らが参列、竣工式が行われました。この日は朝からあいにくの雨でしたが、式が始まる頃には上がり、途中からは夏空が戻る幸先のよい大安吉日となりました。
大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線西大橋駅から徒歩2分、同四つ橋線四ツ橋駅から徒歩5分の都心のオフィス街に完成した新校舎は鉄骨8階建て。オフホワイトと赤レンガのコントラストが美しいヨーロッパ調の建物で、昨年10月から大阪コミュニケーションアート専門学校(OCA)の跡地で工事を行ってきました。長堀通りから見える北壁面には、学校名、ロゴと共に、天に向って伸びていく樹木をイメージした緑のグラフィックが描かれ、ひときわ目を惹いています。
新校舎1階は明るい吹き抜けのエントランスと、外の通りから見えるカフェ実習室、受付などになっています。2階は総合調理実習室とキャリアセンター一体型の図書室、ミーティングルームが配置されています。
3階~5階は調理室と結婚式披露宴会場(3階)、パソコン教室(4階)、普通教室(5階)を配置。6階は普通教室、7階はプレゼンテーションに適した教室、8階は見晴らしのいい学生ラウンジとなっています。
竣工式は午前10時から6階で行われ、約60名が参列。お浄めの儀式のあと、浮舟総長以下全員で杯を挙げ、学校の発展を祈願しました。浮舟総長は「工事関係者と学校が協力して、既存の考えに囚われない様々な工夫とアイデア、高い技術を用いて、素晴らしい新校舎が出来上がりました。あとはこの学校から素晴らしい人材を輩出していくだけです」と竣工を祝しました。
このあと、新校舎の見学会が行なわれ、3階~5階の新品のオール電化の調理器やプロ仕様の厨房機器が並ぶ調理実習室では、来賓の皆さんはそれぞれの調理実習室の壁面のデザインや色が変えられていることや、調理の様子をテレビカメラで確認できるシステム、デザインの変わったイスが並ぶ図書室など細かな心遣いに盛んに感心。新郎新婦の実物大の人形が置かれた3階結婚披露宴ルームでは、そのゴージャスさに目を瞠っていました。またパソコンがズラリと並ぶ4階のパソコン教室では、「将来はお店を出す学生さんも多いでしょうから、当然、事業計画書を作成したり、パソコンは必要ですよね」と感想をもらしていました。
設計施工管理に当たったDUCEデザイナーの福川さんは、「OCAからのイメージチェンジに気を使いました。内装もオフホワイトを基調にエンジのスクールカラーをところどころに配し、開口部も大きくとって、製菓調理学校らしい、学生たちが楽しくなるような明るく清潔なイメージにしました。1階受付はスイスの名門ホテル学校の受付をイメージしています」と話していました。
新校舎ではすでにオープンキャンパスなどを行なっており、製菓・製パン科、カフェ総合科、日本の「和食」科、調理師科の4学科12コースが開設されます。
-
壁面もおしゃれにプロ仕様の
最新厨房機器が並ぶ調理実習室 -
ゆったりと明るい図書室
-
パソコン教室。
これからのシェフ、パティシエはパソコンも必須 -
都心が見下ろせる8階にある
学生ラウンジ