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職業人教育の集大成「卒業研究・課題研究発表会」が開催されました! 大阪ハイテクノロジー専門学校
大阪ハイテクノロジー専門学校の令和6年度(2024年度)卒業研究・課題研究発表会が12月10日(火)、大阪市中央公会堂で開催されました。学生たちが1年間かけて取り組んだ研究の計43題で、学校はこの発表会を職業人教育の集大成と位置づけています。優秀演題の7題については、学生たちが来賓や保護者の方々、全学生400名以上の前で成果を披露しました。
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ポスター形式の一般演題36題の発表が午前中に3階中集会室で、優秀演題の発表が午後から1階大集会室でそれぞれ行われました。
優秀演題の発表では、橋本勝信学校長が挨拶に立ち、卒業研究・課題研究の目的について「教室での学習や学外実習の病院研修などを通じてアカデミック・スキルズを身に付け、テーマを追求し、深く考えていくプロセスを学ぶことです。これを機に実社会の変化に注視して業界の科学技術・知識の変化に敏感に対応できるよう努力して下さい」などと述べました。
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優秀演題に選ばれた研究は、ヒトiPS由来の骨格筋細胞を用いた、アルツハイマー病予防効果のメカニズム解明につながる可能性のある研究や、患者待ち時間が課題となっている集団検診の心電図検査で、電極位置を迅速に決められる心電図位置シート付きの検査着を開発した研究など、いずれも専攻分野に応じた素晴らしい内容ばかり。
学生たちは舞台のスクリーンに研究場面の様子やデータなどを映し、実験方法、結果と考察、まとめなどについて詳しく説明しました。会場の学生や来賓の方から質問が相次ぎ、発表学生と活発なやりとりが行われました。
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特別セッションとして、姉妹校の東京バイオテクノロジー専門学校と海外提携校の上海健康医学院の学生たちも研究発表を披露しました。
講評では来賓を代表して日刊工業新聞社西日本支社の尾本憲由編集局長が「問題を突き詰めていく姿勢に感心しました」などと演題一つひとつを高く評価。その上で「社会に出れば、もっと難しく、複雑なことに取り組まないといけないこともあると思いますが、自ら問いを立て、取り組んだ経験は絶対に強みになると思います。皆さんのご活躍を期待しています」と激励しました。
発表学生の一人が代表して「この研究で体得した社会人基礎力をさらに向上させ、活躍できる人材になれるよう精進してまいります」と力強く挨拶しました。
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同発表会委員長の関谷俊範先生は「研究では人と接することの難しさを経験し、いろんな失敗もしてきたと思いますが、それらを乗り越えた皆さんの経験は多くの学びにつながっています。今後の人生で必ず生かしていって下さい」と語りました。
(Webセンター)