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国家試験をめざす卒業生をサポートするリスタートセンター発足 全国5拠点で夏期対策講座を開催
2014.08.27
今春、滋慶学園グループの国家試験対策センター内に卒業生を対象としたリスタートセンターが発足。初めての夏期国家試験対策講座がこのほど、大阪を拠点に全国5会場で開催されました。
“ひとり一人を大切に”を実践する学校として、卒業後も国家試験をめざす卒業生をリスタートセンターで組織的にサポートしようというもので、対策講座は大阪会場となった大阪ハイテクノロジー専門学校を拠点に、北海道メディカル・スポーツ専門学校、仙台医健専門学校、東京メディカル・スポーツ専門学校、福岡医健専門学校で行われ、60名余りが参加しました。
冒頭に、国家試験合格を目指し、知識の習得だけでなく、学習に繋げることができる大切なチャンスにすること、そして今後、主体的に行動できるようにとの滋慶学園グループの浮舟総長からの激励メッセージがオンラインで各会場に流されました。続いて担任教員から説明と注意が行われたあと、リスタート生たちは一斉に基礎科目200問の模擬試験に挑戦しました。
試験結果はリスタート生たちが自己分析を行っている間に、全国5会場分が集計され、受講生にフィードバックされると共に、出題された問題や解答について、国家試験対策センターの専門委員がオンライン配信を使って各会場にいるリスタート生に同時解説を行いました。
終了後、参加したリスタート生からは「仕事と勉強の両立で私には時間がないというのが正直な気持ち。でも今日無理にでも参加して本当に良かったと思っています。自分の弱点がはっきりと分かり、明日からは今日と同じ流れで勉強していきたいと思います」と感想が寄せられました。講習会は再チャレンジに向けた良いきっかけになったようです。
今回は初めての試みとして、滋慶学園グループのEラーニングシステム「J-WEB」を使っての全国模試集計を行いました。さらに全国会場へのライブ配信によって、その場で学生にフィードバックして解説する、という滋慶学園グループならではのネットワーク力と機動力を生かしたプログラムの実現でした。参加者は自分の弱点をしっかり分析した上で、重要ポイントを全員で確認する事ができ、理解が一段と深まったようでした。
国家試験リスタートセンターでは、今後もさらに多くの国家試験の受験学科で統一模擬試験に取り組むなど、一人でも多くの卒業生たちが国家試験に合格できるように、1人1人を大切にサポートしていきたいと思っています。
(国家試験リスタートセンター担任 松尾)