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東京福祉and東京ベル美容 ”姉妹校コラボ”によるキャリア教育の実践

“姉妹校コラボ”によるキャリア教育の実践。学生同士によるリクルートメイクや身だしなみ講座が開催された

 東京福祉専門学校こども保育福祉科では7月18日(金)、3年生の実習後教育で就職活動に向けたメイク講座を実施しました。講師は、姉妹校の東京ベルエポック美容専門学校トータルビューティー科メイクアップコース2年生の皆さんです。女子はリクルートメイクを、男子はひげそり・ニキビ予防・眉カットを教わりました。

互いに同世代ということもあって、講師と受講生という立場を維持しながらも、情報交換や刺激を与え合ったようです。講座の最後にはこども保育福祉科の学生から「一緒に就職活動がんばりましょう!」と、折り紙で作った花束とくるくる風車が手渡され、講師を務めたメイクアップコースの学生も喜んで受け取っていました。

女子学生のリクルートメイク
女子学生のリクルートメイク

 今回、講師を依頼した東京福祉・こども保育福祉科の八巻佐知子先生と、依頼を受けた東京ベル美容・メイクアップコースの鈴木絵理先生に、姉妹校によるコラボレーションについて聞きました。

八巻先生は「学生同士という立場で互いに学ぶことが多かったようです。1学年下の学生からの挨拶や立ち居振る舞い、言葉遣いの素晴らしさにプロ意識を感じ、自分自身を振り返る機会になったようです。プレゼントは喜んでもらえるものを学生たちで考えました」と話していました。

鈴木先生は「メイクサロンはネイル、エステのサロンに比べ練習の機会が少なかったので、姉妹校からの依頼には感謝しています。わずかですが有料にしたことで、プロ意識を持たせるだけではなくサロン経営の学習にもなりました。校外に出る緊張感がモチベーション・アップにもつながったのか、普段より早い集合時間だったのに出席率100%。滋慶学園ならではの“姉妹校コラボ”の有効性を感じました」

キャリア教育は、地域といかに連携していくかが成否のカギを握るといいます。互いに東京・江戸川区西葛西にあって、もっとも身近な存在である姉妹校同士の協力は、欠かすことの出来ない“地域連携”の一つではないかと強く感じました。

  • メイクアップコースの学生さんが作成したパンフレット

    メイクアップコースの学生たちが作成した
    パンフレット

  • 男子の身だしなみ講座

    男子の身だしなみ講座

  • 手作りのプレゼントをもらって喜ぶベルの学生さん

    手作りのプレゼントをもらって喜ぶ
    ベルの学生たち

(滋慶EAST教育改革センター 高橋)