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滋慶学園グループの学校 「夢キタ万博 2023」で職業体験ブース出展 学生の「Pepper&ミャクミャク」とのダンスで歓喜の渦に!

 中学生・高校生のための「夢キタ万博2023」(主催:大阪市北区役所)が11月11日(土)、北区の梅田スカイビルで開催されました。2025年の大阪・関西万博の機運を盛り上げることは、地元自治体として喫緊の課題。北区では教育・防災・福祉などの面で、企業や団体と連携して暮らしに直結する様々な取り組みを進めており、これを更に推進するとともに万博の機運醸成のため、今回のイベントを実施しました。

 滋慶学園グループは、今年6月に専門学校18校が所在する大阪市の北区・西区・淀川区との包括連携に関する協定を締結。連携を通じた社会貢献の一環としてクリエーティブと医療福祉の専門学校3校がブースを出展したほか、エンターテインメント系2校の学生が「Pepper&ミャクミャク」とのダンスをリードし、会場を盛り上げました。またイベントの広報大使キャラクターも学生たちの作品です。

イベントの中核「KITAKU WORK WORK EXPO 2023」に職業体験ブース

 体験ブースは大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校、放送芸術学院専門学校、大阪保健福祉専門学校の3校が、「KITAKU WORK WORK EXPO 2023」に出展。中学生・高校生を対象に、色々な職業体験や交流を通じて、将来の夢・やりたいことのヒントを見つけよう!と企画され、会場の梅田スカイビル10階のホールに、3校を含む学校や企業などの計27のブースが並びました。

 大阪アニメのテーマは【VTuber体験】で、「オリジナルのキャラクターを動かしてVTuberを作ってみよう!」、「自分の動きに合わせてアバターも動く、モーションキャプチャーも体験できます!」などと来場者にアピール。会場のあちこちに設置された等身大のキャラクターは、大阪アニメのクリエーティブデザイン科コミックイラストコースの学生たちが制作しました。

 放送芸術学院は【YouTube動画編集体験】。「YouTuberになった気分で、簡単な撮影からパソコンを使って動画の編集ができる体験!」、「初めての方でも大丈夫!」、「編集した動画は自分のスマホでも見れます」などのキャッチフレーズで、教職員らが対応していました。

 

 一方、大阪保健福祉のブースは【高齢者を支える最新の介護を体験】で、最新のICT技術を用いた音声による介護記録の入力体験や、介護ロボットの体験を中高生にしてもらいました。3校とも参加者が積極的に体験する中、スタッフの教職員らが仕事のやりがい・楽しさのPRにつとめていました。

 夢キタ万博の中核となるこの職業体験エリアには、劇団四季、ソフトバンク、JT生命誌研究館、関西テレビなどの大手企業、最先端の技術を開発する企業・団体等が参加して開催されました。参加した中高生は27の各ブースで熱心に体験し、今後の進路や将来の夢、職業イメージをふくらませる一日でした。

夢づくり講演会で万博ダンスを披露!会場大盛況!

 3階のフロアでは「夢づくり講演会」が行われ、大ケガから奇跡の復帰を遂げた「命の授業」の講演家・腰塚勇人さんや、JAXA研究開発員の武井悠人さん、書道家・アーティストの青柳美扇さん、前阪神タイガース監督の矢野燿大さんの4人が、人生のヒントとなるメッセージを届けました。

 会場では、大阪・関西万博のテーマソング「この地球(ほし)の続きを」の歌とともに、35体の人型ロボットPepperと万博の公式キャラクターミャクミャクと、一緒に踊ろうという初めてのプログラムもありました。ダンスのリード役として会場を盛り上げたのは、大阪スクールオブミュージック専門学校(OSM)と大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校(DA)の学生たちです。

 「この地球の続きを」のダンスの振付けをOSMの卒業生が担当したことが縁で、今回の役割を担うことになりました。総勢10名の学生が「Pepper&ミャクミャク」とのダンスを計4回、各講演の前に披露。参加者たちも踊り出し、会場内は歓喜の渦につつまれました。

浮舟総長が会場視察に

 滋慶学園グループの浮舟邦彦総長も、梅田スカイビルの会場を視察しました。前田昌則区長らの案内で、グループ3校が展開するブースを訪問。体験授業に熱中する中高生の姿に感心した様子でした。講師・スタッフにも激励の言葉を掛け、企業・団体のブースも順次、見て回りました。

 講演会場では、Pepper&ミャクミャクと、OSM・DAの学生で披露した「この地球の続きを」のダンスを観賞。会場を盛り上げ、感動を与えた学生達に激励と感謝の言葉を伝えました。このほか、自衛隊・警察・消防・北区役所が展開する防災体験なども視察しました。

 浮舟総長は「滋慶学園グループと北区・西区・淀川区との包括連携協定の事項が、このイベントに全て集約されていると思います。グループとして協力出来たことは喜ばしいことで、今後の3区との連携強化だけでなく、大阪市のすべての区との連携への足掛かりとなりました」と話し、会場を後しました。

(一般社団法人新歯会 職業体験セミナー事務局 田邊 嘉弘)