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関西経済同友会「若手の会」一行が滋慶学園を”企業訪問” 浮舟総長がザ・シンフォニーホールで滋慶のグローバル教育について講演

関西経済同友会「若手の会」の勉強会で講演する浮舟総長
=ザ・シンフォニーホール研修室で

 滋慶学園グループの浮舟総長が6月18日(水)夜、関西経済同友会の「若手の会」のメンバーらを前に、ザ・シンフォニーホールの研修室で「クールジャパンを支える人材育成」のテーマで講演しました。

 関西経済同友会では、若手の経営者が集まって研鑽・交流を行い若い力で同経済同友会全体を活性化しようと、昨年50歳までの経営者で「若手の会」(淀智哉・代表幹事)を発足。活発な活動を行っている企業の見学会などを昨秋からスタートさせています。

 「職業人教育を通じて社会に貢献する」を学園のミッションとして掲げ、全国64校で500職種を超える人材を輩出、関西の文化振興のためにザ・シンフォニーホールの運営を引き受けた滋慶学園グループに興味をもっていただいた同「若手の会」幹事で、「(医)創夢会」理事長の武蔵邦弘氏から“企業見学”の申し入れを受け、浮舟総長とザ・シンフォニーホールの喜多ゼネラルマネージャーによるこの夜の講演と、ザ・シンフォニーホールの見学会が実現しました。

司会の「若手の会」幹事、武蔵邦弘氏司会の「若手の会」幹事、武蔵邦弘氏
「若手の会」勉強会の会場「若手の会」勉強会の会場
ザ・シンフォニーホールの都市文化に果たす役割について講演を行う喜多ゼネラルマネージャーザ・シンフォニーホールの都市文化に果たす役割について講演を行う喜多ゼネラルマネージャー

 この日、浮舟総長は「若手の会」のメンバーを中心とする約50名を前に、パワーポイントを使いながら、「クールジャパンを支える人材育成」について講演。フェラーリーやBMWなど国内外のデザインコンペに多くの学生が入賞し、自動車メーカーのトップデザイナーなどを数多く輩出している東京コミュニケーションアート専門学校の自動車デザイン学科と、日本が海外に誇る漫画文化を支える多くの人材を送り出しているグループ各校のマンガ学科をケーススタディに、世界でも活躍出来る人材の育成にあたっているグループの教育理念や教育システム、業界との連携などについて、教育者でもある経営者としての立場から説明を行いました。

 また、喜多ゼネラルマネージャーは「ザ・シンフォニーホールと都市文化」と題して講演。ベルリンフィルを指揮したカラヤンが「世界最高の響き」と絶賛したことなど残響2秒の名ホールの歴史と設備、ホールに関わったトップアーティストらが織り成したドラマの数々などを朝日放送から引き継いだ貴重な映像を見せながら紹介。「関西のクラシック文化の殿堂を末来に受け継いでいきたい。そのためにも、ぜひシンフォニアの会員になって、クラシック音楽を聴きに来て下さい」と訴えました。

 このあと、「若手の会」一行は株式会社ザ・シンフォニーの田仲豊徳社長以下、ホールスタッフの案内でバックステージツアーを体験。世界の一流プレーヤーたちが使う楽屋や演奏家たちのサインが壁一面に並ぶコーナーなど、普段は見ることが出来ないゾーンを見学しました。また、新装成った玄関ホール2階のホワイエやグッズ売り場なども見学。さらに、後半は公演のためにリハーサル中だった喜多ゼネラルマネージャー指揮の尼崎市吹奏楽団のミュージカル曲「レ・ミゼラブル」と「宇宙戦艦ヤマト」の一部をプロジェクション・マッピングの演出とともに鑑賞、その後、懇談会などを含めて約3時間に及ぶ見学会を終えました。

 総長の講演終了後には、メンバーの方々から、「素晴らしい教育をやっておられることが良く伝わってきました。もう一度学生になって学び直したいくらいです」といった声も聞かれました。

  • プロジェクション・マッピングを使った尼崎市吹奏楽団のリハーサル演奏

    プロジェクション・マッピングを使った
    尼崎市吹奏楽団のリハーサル演奏

  • “一等席”でリハーサル演奏を聴く「若手の会」の皆さん

    “一等席”でリハーサル演奏を聴く
    「若手の会」の皆さん

  • ザ・シンフォニーホールのバックステージツアーを体験する「若手の会」の皆さん

    ザ・シンフォニーホールのバックステージツアーを体験する「若手の会」の皆さん