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「素晴らしい対応でした」 在校生の迅速な救助に消防署から感謝されました!
北海道ハイテクノロジー専門学校の在校生がこの夏、日本ハムの本拠地・エスコンフィールドで、人が倒れているところに遭遇。救急隊が到着するまでの間に迅速な処置をしました。この対応が評価され、管轄する北広島消防署より「とても素晴らしい対応でした」と、学校に感謝の連絡をいただきました。
この学生は救急救命士学科2年生の石川大稀さん。エスコンフィールドで対オリックス戦を観戦していた際、年配男性が鼻から出血しているところに出くわしました。顔色も変色していて、現場にいたスタッフから状況を説明してもらうと、段差で足を挫き横転した、ということでした。
石川さんはすぐに止血し、外傷の傷病者に対する処置を開始。顔面からの衝突だったため刺激を与えないよう頭部を保持し、本人に問診をしながら他に出血部位や身体の変形変色がないか、目で観察しました。その後、ドクターと北広島消防署の救急隊が現場に到着。石川さんはそれまでに得た情報と状況、処置内容、容態を説明しました。
今回は傷病者本人が痛みを訴えており、助けを求める仕草、表情をしていたそうです。当然ながら見過ごす訳にはいきません。石川さんの強い正義感からとっさに反応し、行動することができました。普段の実習授業が今回の行動につながったと思います。先生方から教わった知識、そして傷病者に対する処置のやり方が頭に入っていたからこそ、すぐに状況を整理して処置に移り、救助することができました。
本人にはもちろん、わざわざ本校に対して連絡を入れ、深く感謝されるとは思いもよりませんでしたし、とても嬉しく光栄に存じます。今回の件で経験した雰囲気、感触、表情を忘れず、これからの学びに活かしてほしいと思います。
(北海道ハイテクノロジー専門学校 広報センター 川端真理)