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若年層献血者の啓発活動~献血ルームfeel(東京ソラマチ)でのドリンク提供~
東京ベルエポック製菓調理専門学校 カフェビジネス科の学生たちと、日本赤十字社が管轄している献血ルームfeel(東京ソラマチ、墨田区の東京スカイツリーの商業施設)とが協力し、献血の必要性をPRして10代、20代の新たな献血者を増やすよう啓発活動を始めました。今回の異色コラボレーションによって話題性を高め、将来の献血へつないでいくことが狙いです。
日本赤十字社の資料によりますと、輸血用血液製剤を使用されている方の約85%は50歳以上。一方で、献血いただいている方の約60%は50歳未満で、この世代の方々が輸血を支えています。しかし、若年層(10代~30代)の献血者数は減少傾向にあり、少子高齢化が今後ますます進むと、将来の安定供給ができなくなる恐れがあります。こうした現状を踏まえ、10代、20代の新たな献血者を増やし、将来への献血へとつなげる活動が必要となっています。
献血ルームfeelには、献血にご協力いただいた方への水分補給と休憩をするためのカフェスペースがあり、日常的にドリンクを提供しています。今回、本校がコラボレーションをするにあたり、日仏貿易株式会社の方にご協力いただき、フランスを代表するシロップのブランド・MONIN(モナン)と、ドリンクレシピを提供していただきました。
2023年9月1日(金)には啓発活動のトライアルとして、feelのカフェスペースで塩キャラメルラテとフレーバーレモネード、フレーバーモヒートの3種類のドリンクを提供しました。
今後は定期的に献血ルームfeelにてドリンク提供を行っていく予定です。また、この活動について今秋、東京都赤十字血液センターの情報誌に掲載され、情報誌は東京都の赤十字各施設(病院や献血ルーム・献血バス等)や都営地下鉄の主要な駅等のラックに置かれる予定です。
若年層の啓発にあたり、専門的にカフェを学んでいる本校のカフェビジネス科の学生がドリンクを提供することで、若い方々に献血への関心を持っていただきたいと思います。
(東京ベルエポック製菓調理専門学校 教務部 湯澤 愛)