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東洋言語学院 留学生を守るため 外部からの不審者の侵入に対する刺股(さすまた)研修を行いました
世界39か国からの留学生が学ぶ東洋言語学院では、学校の危機管理、外部からの不審者の侵入に対するリスクマネジメントの一環として8月8日(月)、警視庁葛西警察署に刺股(さすまた)講習を依頼し、4名の職員が参加しました。これに先駆けて、東洋言語学院では、本校舎と第2校舎に2本ずつ刺股を設置しました。刺股は金融機関、郵便局に置かれることが多いのですが、学校からの研修依頼は珍しいとのことで、葛西警察からは広報の方も参加され、熱のこもった研修となりました。
講習会では、不審者に扮した警察の方を相手に、刺股の持ち方や不審者に押し負けないような力のかけ方、刺股の持ち方、刺股を使う際の注意点などの指導を受け、トレーニングをしました。
警察の方が強調していたのは、刺股を持って対処する時には、①不審者を捕まえることを目的としない、②不審者と適切な間合いを取って動きを抑制する、③できるだけ1人での対応を避け、大声を出しながら、周囲の職員と連携して110番通報をする、④今回の講習を全て鵜呑みにせず、実際に危機が起きた際には、その状況に応じた判断をする、ということの4点でした。
最後に、刺股の設置場所や取り扱い方、刺股の実際に使うために有効なすべり止めの方法などのアドバイスを受けました。講習終了後、すぐに学校に戻り、できることから対応をしました。今後も『まさか』の時に備えて、警察や消防と連携を取りながら、学生・職員にとって安心安全な学びの環境づくりをしてまいります。
(東洋言語学院 教務部 平岡 大弥)