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地域と連携した災害時の避難訓練! 外国人帰宅困難者や通訳者として東洋言語学院の留学生が参加しました
「葛西臨海公園防災船着き場を利用した救出救助訓練」が7月13日(水)、東京都江戸川区の葛西臨海公園で行われました。日ごろから防災訓練等でも協力いただいている葛西警察署から、「災害時に被災者として外国人がいた場合を想定し、訓練を行いたい」という依頼を受け、東洋言語学院の学生たちもこの訓練に参加しました!
今回の「救出救助訓練」は、警視庁・千葉県警・葛西警察署・消防庁・東京公園協会・葛西臨海公園事務所の方々が中心となり、総勢100名を超える参加者による大規模災害を想定した防災訓練です。東洋言語学院からは、外国人帰宅困難者役とその通訳者役として、4名の学生が参加しました。
まず警察が、帰宅困難者役の学生に声をかけ、通訳の必要性を判断します。通訳役の学生は、「家はどこですか?」「ケガはしていませんか?」等の警察からの質問を通訳し、警察の方の指示の下、水上バスへ避難誘導を行いました。
最初は緊張して、心配そうだった学生たちも、警視庁や消防庁の方々の説明や指示を真剣に聞き、通訳や避難誘導を的確に行うことができました。参加した学生に話を聞くと、「今回練習をしたので、実際の災害時の動き方がわかりました」「すごく良い経験でした。災害時、言葉で困っている人がいたら助けたいです」などと、力強く話してくれました。
災害はいつどこで起こるか分かりません。その時に、学生たちは被災者となるだけでなく、周囲を助けることができるかもしれません。東洋言語学院は都内で2番目に外国人の多い江戸川区にある日本語学校として、地域との関係を大切にしながら、学生の安心安全な生活をサポートしていきます。
(東洋言語学院 教務部 石川真弓)