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韓国・研成大学の視察第3陣が来日 大阪の滋慶学園グループで研修を受講

研成大学教職員への研修第3弾=新大阪の滋慶医療科学大学院大学で

 韓国ソウル郊外安養市にある研成大学の教職員一行12名(団長、權賢埈・行政支援処長)が滋慶学園グループの視察と研修のために2月5日に来阪、4日間の日程で学校を見学したり、グループ幹部からのレクチャーを受けたりしました。
 
 研成大学は1977年4月に開校、現在はデザイン学部、経営学部、人間開発学部、食品科学学部、観光学部など7学部29学科をもち6,000名余りの学生が学ぶ2~4年制の大学です。

 韓国では日本のポップカルチャーや美容、ファッションなどに興味を抱く若者が増えており、同大学が滋慶学園グループに注目。2006年にベルエポック美容専門学校(東京・原宿)で同大学の学生研修を受け入れる形で交流がスタートしました。その後、浮舟総長と研成大学の呉総長との親交の中で教職員の研修を受け入れることとなり、今回は昨年の1月と7月の研修に次いで3回目の研修となりました。

修了証授与後に權団長と握手を交わす浮舟総長修了証授与後に權団長と握手を交わす浮舟総長

 一行は来阪初日の5日に大阪コミュニケーションアート専門学校(OCA)を訪れたのを始め、6日までの2日間で大阪スクールオブミュージック専門学校や大阪コミュニケーションアート専門学校エコ(4月から大阪EC0動物海洋専門学校に校名変更)、放送芸術学院専門学校、滋慶医療科学大学院大学、大阪保健福祉専門学校、大阪ハイテクノロジー専門学校を訪問、学校設備や実習の様子など熱心に見学。午後からはグループが運営する大阪市福島区のザ・シンフォニーホールを訪れました。

 研修3日目の7日には、午前9時過ぎから午後5時すぎまで終日、滋慶医療科学大学院大学の大教室で滋慶学園グループの組織や運営システム、教育システム、さらに学生を支援する滋慶トータルサポートセンターや国家試験対策センター、国際センターなどの活動について、各部門の責任者からみっちりと講義を受けました。

 研修終了後、浮舟総長から修了証書を受け取った一行は講義で教わったいつでもどこでも使える大阪弁のあいさつ「まいど!」を連発、さっそくコミュニケーションを図る姿が印象的でした。研修の感想を聞かれた金海洙・平生(生涯)教育院長は「うちの大学のように一つのキャンパスで働く職員間でも同じ目的、目標に向って働くことは難しい。しかし、滋慶学園は日本各地に60校もあるのに、同じ方向に向って働いていることがとても素晴らしい」と述べ、また權団長は「滋慶学園と研成大学とは偶然にもその設立が同時期で、それぞれのミッションも似ている。研修では周囲の信頼の大切さを学んだ。夏には4回目の研修が予定されており、それで全事務職員の研修が修了する。楽しみだ」と話していました。

  • 国家試験への取組みについて解説する国家試験対策センターの稲岡センター長

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  • グローバル専門人材の育成について話す本部国際センターの渡辺常務と鄭・韓国センター所長

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  • 感想を述べる金海洙・平生(生涯)教育院長

    感想を述べる
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OCAの卒業制作展を訪れ、韓国からの留学生、ジョさんのマンガ作品を見る一行OCAの卒業制作展を訪れ、韓国からの留学生、ジョさんのマンガ作品を見る一行

 一行は8日(土)の午前中、大阪・天満橋のOMMビルで開かれていたOCAの「We are OCA 2014」を見学。韓国仁川市からOCAに留学中のジョ・ソンウさん(27)の料理をテーマにしたマンガ作品に見入ったり、企業課題に挑戦した学生たちのデザインやCG、アニメ、まんが作品などを見て廻り、同日夕方の便で帰国しました。