東京ベルエポック製菓調理専門学校パティシエ科２年生が、２月3日から７日まで、卒業制作で考えたオリジナルケーキの試食会を開催しました。今年度の卒業制作のテーマは「４０代の夫婦の結婚記念日を祝う」。工夫を凝らしたオリジナルケーキと細工菓子を作成しました。

　試食会には、これまで学生たちを支えてくださった保護者の皆様も招待しました。２年間で見違えるほど成長したわが子の凛々しい姿に、保護者の皆様は「作品の出来栄えやプレゼンテーションの際の立居振舞いを見て、強く感動した」というご意見を多数寄せてくださいました。

　多数の保護者の方々が来校されたこともあり、学生たちは緊張しているようでしたが、しっかりと作品のプレゼンテーションを行っていました。

　試食会の後は発表したケーキを実際に販売する、「ワンハートサービス」という販売実習も行いました。ここまで一緒に頑張ってきたグループのメンバーと協力し、製造から販売まで綿密なスケジュールを組み、全ての工程を学生自身で行いました。全クラスのケーキが１時間ほどで完売し、大盛況のうちに終了しました。

　学生たちは卒業制作や今回の試食会を通じて、自分で考えて課題を見つけ、その課題を解決することの大切さを学びました。また、誰かのためにお菓子を作り、食べてもらう喜びを再認識できた学生も多かったようです。２年間の集大成となる一大イベントが無事に終わり、皆さん、お疲れさまでした！

（教務部　パティシエ科　近藤）