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新型コロナワクチン「職域接種」を実施しました! 大阪保健福祉専門学校
大阪保健福祉専門学校では9月~10月にかけて、新型コロナワクチン「職域接種」を実施しました。学校法人 大阪滋慶学園の各校に在籍する学生を中心に、教職員、近隣の関連施設関係者など約880名(延べ1753回)が2回の接種を無事終えました。
学生や教職員の健康管理をするという使命感、そしてワクチン接種を希望されている方が接種できない状況を何とかしたいという思いから実施した今回の職域接種。医療法人藤井会に職域接種の実施経験をもとにサポートいただき、滋慶医療科学大学大学院に所属する医師・薬剤師にも協力いただきました。また、重篤な副反応出現時に診療等の協力がいただける病院も確保し、準備をすすめました。
徹底したモデルナワクチンの保管管理と、検温器の設置、三密を避けるための導線確保など感染防止対策・事故防止対策を十分にとりました。さらに、体調不良者が出た場合の対策、動き方のシミュレーションを何度も行い、本校校舎内の体育室を会場として設営し、接種を行いました。
安全・安心の意識向上など多くの学びがありました
台風通過予想による日程延期等、変更を余儀なくする事態にも遭遇しましたが、当日は大きなトラブルもなく、教職員同士が連携しながら全ての接種を無事終えることができ、ほっとすると共に、非常にいい学びとなりました。接種後の状態観察も慎重に実施し、重篤な副反応は認められませんでした。
この取り組みを通して、将来、医療・福祉・保育業界といった人と関わる職業に就く学生たちにとっても、個人の意思の尊重や、自己および他者への安心・安全の意識向上などの学びがあったことを期待しています。また、今回職域接種にてワクチンを接種した方々も、引き続き感染予防対策をしっかり続けてほしいと思います。なお、3回目の追加接種につきましても現在計画中です。
ご協力いただきました皆さまにお礼申し上げるとともに、ワクチン接種にかかる地域の負担を軽減すべく、本校の取り組みに今後ともご協力をお願いします。