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『ワクチンってどうなん?』若い世代のワクチン接種をすすめる動画を制作 大阪市北区と放送芸術学院専門学校が連携しました
2021.10.06
放送芸術学院専門学校の学生たちが、新型コロナワクチンに対する若年層の不安を少しでも解消して貰い、接種をすすめるためのビデオ『ワクチンってどうなん?』を制作しました。2021年8月に大阪市北区役所と締結した包括連携協定に基づく協同プロジェクトの一環で、テレビ番組制作コース、テレビ番組技術コース、そしてDJ&アナウンスコースの計9名が取り組みました。このニュースは大阪市北区の広報紙「わがまち北区」10月号の1面に大きく掲載されました。
※ワクチン接種の啓発動画『ワクチンってどうなん?』はこちら
https://youtu.be/S6KiefdYjtY
制作にあたり、若い世代のワクチンに対する考えについて実態を把握するため、放送芸術学院専門学校と大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校の学生にアンケート調査をしました。回答者は942名中313名(回答率33%)でした。そのうち、「既にワクチンを接種している」、若しくは「接種するつもり」と答えた学生は全体の61%。「迷っている」と答えた学生は27%、「接種するつもりはない」と答えた学生は12%でした。
専門家へのインタビューで、コロナワクチンの不安を解消!
「迷っている」「接種するつもりはない」と答えた理由の中には、「副反応が怖い」「いろいろ情報が出回っていて何が正解かわからず不安」などの声があり、皆さん、正確な情報を求めていることが分かりました。理由として「ワクチンで亡くなった人がいる」など、誤った情報を挙げた学生もいました。
こうしたアンケート結果をもとに、約6分のワクチン接種の啓発ビデオ『ワクチンってどうなん?』を制作。記載してもらった不安の声や感想に応えてもらう形で、進行役のDJ&アナウンスコースの都筑裕平さんと成田雪乃さんが、専門家の保健師の方にインタビューをするコーナーもあります。
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進行役の都筑裕平さん(右)と成田雪乃さん -
前田昌則区長(左)に疑問を投げかけます
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撮影担当のスタッフたち -
音声のバランス調整にも神経をつかいます
監修した大阪市役所健康局感染症対策課ワクチン接種等調整チームの方からは、若年層への効果的な広報について、ヒントを得られたことや、今回の協力に対する感謝のお言葉を頂きました。
完成した作品は、北区のホームページで公開されています。Youtube(30秒バージョン)でも視聴できるほか、今後、大阪市内の一部のデジタルサイネージでも公開される予定です。
※クリックすると拡大して見ることができます
(放送芸術学院専門学校/大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校 副校長 中川喜広)