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『歴飯ヒストリア』特別実習を開催しました!偉人たちがその時代に食したレシピで 歴史の味を想像する授業
人気の歴史作家で滋慶学園グループの名誉教育顧問、加来耕三先生の監修によるコミックエッセイ『歴飯ヒストリア』(つちや書店)の発行を記念して2021年9月3日(金)、東京ベルエポック製菓調理専門学校にて同エッセイで紹介された”歴飯”を再現する特別実習が開催されました。
織田信長や坂本龍馬など時代を築いた人物たちの功績と好物の料理を紹介しながら、偉人たちがその時代に食したレシピを学生の皆さんと一緒に作り、歴史の味を堪能するという内容です。
特別実習では、幕末に活躍した坂本龍馬が京都で暗殺された夜、夕食に食べようと思っていた「軍鶏鍋」と、龍馬が好きだったというカステラを実際に作りました。実習をご担当いただきましたのは、この本のレシピ監修を行った後藤ひろみ先生。後藤先生は「ふくい歴女の会」会長や福井県立歴史博物館併設カフェ代表をつとめ、歴史研究会会員でもあります。主な作品に『幕末・維新人物伝 松平春嶽』(ポプラ社)の原作などがあります。
歴史上の人物×料理をストーリーにした本の内容を解説しながら、実際に歴史への興味を膨らませる実習でした。ちなみに龍馬の暗殺事件は、軍鶏肉を買いに行くよう命じられた使いの者が出かけている最中の出来事だったそうです。
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実際に作った「軍鶏鍋」と「カステラ」
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歴史×漫画×料理の楽しさを学ぶ
『歴飯ヒストリア』の紹介
【8人の歴史人が食した食べ物とは】
この本に登場するのは、紫式部と清少納言、織田信長、徳川家康、徳川光圀、坂本龍馬、篤姫、西郷隆盛など。彼らがどんな人生を過ごし、何を好んで食べたかをマンガによって紹介します。本文は7話構成のマンガ頁とそれぞれが愛した食事のレシピ頁、さらに加来耕三先生による時代を切り抜いたコラム頁によって構成されています。
今でも食べられているかき氷は、清少納言の時代から愛されていた? 家康の生命を奪ったといわれる鯛の天ぷら、本当の死因は? 光圀が食べたラーメンは蓮根をつなぎにして作った麺だった? 龍馬の最期の晩餐のメニューは軍鶏鍋だった? 知られざる歌人や武将たちの素顔が満載の一冊。推薦は歴女で知られている「乃木坂46」の山崎怜奈さんです。
【監修:加来耕三(かく こうぞう)】
1958年大阪生まれ。奈良大学文学部史学科卒業後、同大学文学部研究員を経て、現在は大学・企業の講師をつとめながら、独自の史観にもとづく著作活動を行っている。主な著書に『渋沢栄一と明治の起業家たちに学ぶ 危機突破力』(日経BP)、『立花宗茂 戦国の「最強」の武将』(中公新書ラクレ)、監修本として「コミック版日本の歴史」(ポプラ社)などのほか、テレビ・ラジオ番組の監修・出演も多数。
【漫画担当:北神諒(きたかみ りょう)】
主に児童書、企業系漫画などで活躍。主な作品に『学研まんがNEW日本の伝記 紫式部 はなやかな王朝絵巻「源氏物語」の作者』、『ポーランド孤児を救った 日本赤十字社』(ポプラ社)などがある。
【「歴飯ヒストリア」の概要】
名称 : 歴飯ヒストリア
販売開始日 : 2021年7月10日
販売料金 : 1,430円(税込)
サイズ : 縦210mm×横148mm×幅14mm(A5判)
URL : http://www.tsuchiyashoten.co.jp/
(東京ベルエポック製菓調理専門学校 広報センター 堀井 孝子)