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日本医歯薬専門学校 業界の視能訓練士を対象に「白内障術前・術後 初級編セミナー」を開催 75名に参加頂きました
日本医歯薬専門学校では、学校の価値を高めるプロジェクトとして「ブランド開発プロジェクト」と名付けた学校のブランド価値向上を目的とするプロジェクトを4月より立ち上げ、その第2弾として、医歯薬では初めての試みとなる業界の視能訓練士向けの「白内障術前・術後 初級編セミナー」を開催しました。初回で75名もの業界の方々にオンラインとリアルで参加をしていただき、本校の大木伸一先生が講義を行いました。
企画の背景として大きく2点あります。
1つ目は、卒業後多くの方々が抱える悩みとして、就職先である多くの眼科クリニックでは「教育体制」が備わっておらず、就職をしてから苦労される方が多いこと。
2つ目は、眼科クリニックでは上記の「教育体制」が整っていないため、経験者の求人募集を行うことになり、新卒採用は少なく在校生の就職支援が困難であること。
この2つの課題を解決するため、能動的な取組みとして学校が教育を少しでも担い、学校や学校の取組みを多くの方に知っていただく機会を提供することを目的に、双方にメリットとなる臨床セミナーの企画を立ち上げました。当初の目標では20名の参加者を想定していましたが、予想以上の申し込みがあり、最終的に75名の参加者を募ることができました。
参加者は、北は北海道から南は九州まで全国からオンラインで参加を頂き、Twitterなどソーシャルネットワークの活用の有用性を知る機会ともなりました。
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検査の実演の様子
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講師の大木先生
そして本企画の大役である講師は、現場経験が豊かな本校の大木伸一先生が務め、病院で培った臨床経験を活かし、白内障術前・術後検査を題材にセミナーを行いました
当初の目的、臨床実習の受け入れや求人の呼びかけにも手応え
講義は座学を中心に行いましたが、セミナーを開催するにあたり、様々な企業の協力を得て検査機器をお借りしたり、当日のセミナーで実際の検査風景を流すためショールームで機器の撮影をさせて頂いたりと、多くの協力によって実現することが出来ました。
参加者の皆様には大変好評で、5段階評価で4.3と初めての試みとしては十分な成果を上げることができました。また、本セミナーの目的でもある臨床実習の受入れや求人の呼びかけに対して、応えて頂けるクリニックも数院あり、取り組みに対する目的目標の達成にも繋がりました。
今回の業界向けセミナーは今後も継続予定です。次回10月31日(日)の「応用編セミナー」も、すでに100名を超えるお申込みを頂いており、今回参加頂いた方々の多くも継続的に参加を希望されています。今後の更なる発展に向けて準備を行っています。
プロジェクト名:ブランド開発プロジェクト
企画実施メンバー:今井恭平 、今井哲也 、大木伸一、柘植貴子、山口小百合(敬称略)
(日本医歯薬専門学校 キャリアセンター(ブランド開発プロジェクト) 今井 恭平)