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産学連携企業プロジェクト作品を展示! 卒業・進級制作展「We are TCA 2021」を開催しました
デザイン、ゲーム、CG、アニメ、マンガなどを学ぶ、東京コミュニケーションアート専門学校クリエーティブ分野の卒業・進級制作展「We are TCA 2021」が2月11日(木・祝)から16日(月)の6日間、開催されました。
「We are TCA」は、今年度も幕張メッセホールにて開催が予定されていましたが、新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言が発出され、学校での開催となりました。併せてオンライン上での展示を行い、来校が難しい方々にも学生作品をご覧いただきました。
展示された作品は、学生がこの1年間に取り組んできた企業プロジェクト作品です。商品化を前提とした企画を、プロの指導を受け、企業とコラボレーションしながら制作する企業プロジェクトは1988年の開校以来、東京コミュニケーションアート専門学校の教育の核となっています。学生たちは、思うままに、きれいな作品や高い技術の作品を作ればいいのではなく、クライアントの意向と消費者のニーズに応える作品を制作します。そして豊かな「創造力」で人々に「夢」と「感動」を与えるクリエーターを目指します。
今年度は41社の企業、団体に協力をいただいた企業プロジェクト作品が展示されました。すぐに世の中に出せるのではないかという完成度の高い作品ばかり。これから採用を前提にブラッシュアップしていく作品、なかにはすでに商品化された作品もありました。また、マンガ家やイラストレーター、小説家などでデビューを目指す学生の作品、アニメ作品やオリジナル雑誌なども展示されました。
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株式会社明治アドエージェンシーの企業プロジェクト「きのこの山」のパッケージイラスト制作
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12月に開催された『JIKEI COM ゲームショウ 2020』
で発表した6社合同産学企業プロジェクトのゲーム作品
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ズラリと並んだ株式会社Yostar Pictures『アズールレーン』のコンセプトアート
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マンガ家デビューした卒業生、在校生のマンガ作品も展示されました
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ヤンマーホールディングス株式会社の課題「新しくうまれるウメキタの未来の生活をデザイン」で、学生たちが作り上げた『アスノマチ』
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就職活動をスタートする2年生の学生たちは、一人ひとりのポートフォリオ(作品集)で来場者にアピール
通常も学生作品を展示しているギャラリーの一角に設けられたプレゼンテーションステージでは、ライオン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、PH PALIS JAPON株式会社などの企業プロジェクト作品を、企業の担当者を前に学生がプレゼンテーションを行い、優秀作品の表彰式も行われました。ステージでは、LOBOTのデザイナーの根津孝太氏の特別講義、イラストレーターの岩元辰郎先生のライブペイントなどが行われ、入学予定の高校生も興味深く聴いていました。また、このステージの模様はオンライン配信され、多くの方にご覧いただきました。
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岩元先生によるライブペイント。保護者や卒業生も聴講しました
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政府及び東京都のガイドラインに従い、入場時の手指消毒や検温、マスクの着用、換気や消毒など、感染防止対策を徹底して開催しました