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「2020 JIKEI COM Game & e−Sports SHOW」が開催されました
「2020 JIKEI COM Game & e−Sports SHOW − 若きクリエーター展 −」が、12月19日(土)、20日(日)に、The Okura Tokyoの平安の間にて開催されました。
参加したのは、滋慶学園COMグループのIT、ゲーム、eスポーツ系の学科をもつ
東京コミュニケーションアート専門学校
OCA大阪デザイン&IT専門学校
札幌アニメ・声優専門学校(2021年4月 札幌デザイン&テクノロジー専門学校に校名変更予定)
仙台デザイン&テクノロジー専門学校
東京デザインテクノロジーセンター専門学校
名古屋デザイン&テクノロジー専門学校
福岡デザイン&テクノロジー専門学校
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校
大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校
ゲーム音楽を制作した
東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
の10校の学生たち。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で出展を目指していた「東京ゲームショウ」がオンライン開催となり、ゲーム作品をリアルに体験してほしい、e−Sportsの面白さを体感してほしいとの思いで、今回のイベントの開催を決定しました。
開催にあたっては、東京都の感染対策のガイドラインに従い、入場者の人数制限を設けて三密を避け、入場時の検温や消毒を行いました。さらに、使い捨ての手袋を配布してゲームをしていただくなど、来場者、および学生、職員の健康と安全に配慮して開催しました。
総数28社の産学連携企業プロジェクト作品を展示
CG、アニメ、イラストをはじめ、VR、ARなどの最先端作品がズラリ!
会場には、「ゲームイラスト・ミュージックゾーン」、「PC・タブレットゾーン」、「CG・アニメ・映像ゾーン」、「VR・AR・最先端ゾーン」のエリアに、総数28社の産学連携プロジェクト作品が出展されました。
この「企業プロジェクト」は、実際に商品化を前提とした課題をいただき、学生たちはプロの直接指導を受け、企業とコラボレーションしながら制作に取り組んでいきます。きれいな作品や楽しい作品を制作するだけでなく、クライアントの意向や消費者のニーズに応える「売れるデザイン・作品」ができる力をつけることを目的としています。
株式会社ボルテージのチャット小説アプリ「キスミル」の背景イラスト、株式会社宮城テレビ放送のオリジナルキャラクターを使用した映像など、すでに採用されている作品や、これから採用予定の作品などが展示されました。
フェイスシールドにマスクをした学生たちは、ソーシャルディスタンスをとりながら作品の説明を行いました。企業の方々をはじめとした来場者は、ゲームを楽しみながら作品のクオリティに感心している様子でした。
注目の新技術である「VR・AR・最先端ゾーン」には、仮想現実(AR)の世界が体感できる巨大ブースを設置。また、来場した高校生たちがゴーグルをつけてヴァーチャルリアリティ(VR)を楽しそうに体験していました。最先端技術を若い学生たちがどのように活用するかという提案に、来場した企業の方々が興味深く質問している姿もありました。
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課題提供企業のロゴマークが並ぶ、
会場入口のパネル -
東京ゲームショウの巨大看板採用を目指し、
学生が毎年取り組んでいるイラスト作品
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注目を集めた最先端ゾーンで、
VRゲームを体験する来場者 -
日本マイクロソフトのMRデバイス「HoloLens2」を使用した脱出ゲームの巨大ブース
特設ステージでeスポーツ大会を開催
迫力の実況と緻密な選手の動きにeスポーツの魅力を体感
「e−Sportsゾーン」では、全国8校の代表選手が参加し、3タイトルで決勝出場をかけた代表戦が開催されました。決勝戦は会場のプレゼンテーションステージをスタジアムにセッティングし、19日には「リーグ・オブ・レジェンド」、20日には「レインボーシックス シージ」、「Apex Legends」の熱い戦いが繰り広げられました。
MCにはグループ校の卒業生でeスポーツキャスターとして活躍する馬人さん、実況と解説者にはプロチームから象先輩さん、野球犬さん、けんきさんをお招きし、プロの大会同様の豪華な顔ぶれが揃いました。大迫力の実況と大画面に映し出されるゲームとは対照的に、冷静に表情も変えず指先だけに集中する選手たち。目の前で繰り広げられるeスポーツ大会の魅力に、来場者はもちろん、ゲーム系学科の学生たちも引き込まれていました。最終日には各タイトルの優勝チームが発表され、滋慶学園COMグループの馬場章名誉学校長から表彰されました。
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プロのMC、実況・解説者(スクリーン)をお招きしたeスポーツ大会
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馬場名誉学校長と優勝したTECH.C.仙台の選手(学生)・スタッフ
WhiteMoon Dreams CEOのJay氏を招いての業界特別シンポジウムや
VRアート、5Gなど注目の新技術の特別講義を開催
会場に設けられたプレゼンテーションステージでは、業界のプロフェッショナルを招いてのシンポジウムや特別講演、ライブパフォーマンスが行われました。また、株式会社サンライズ、日本マイクロソフト株式会社の企業プロジェクトに取り組んだ学生たちが、企業の担当者を前にプレゼンテーションを行いました。
アメリカのゲーム制作会社WhiteMoon DreamsのCEOで滋慶学園COMグループの名誉教育顧問のJay Koottarappallil先生をお迎えし、「X−TECHの時代を迎えて」をテーマに、馬場章名誉学校長と「e−Sportsの未来」について意見を交わしました。
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馬場名誉学校長
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名誉教育顧問のJay先生
業界特別講義では、19日にはVRアーティストのせきぐちあいみ氏、日本マイクロソフト株式会社のちょまど氏、20日に株式会社NTTドコモ執行役員でネットワークイノベーション研究所所長の中村武宏氏が登壇しました。画面に美しい龍が描かれたVRアートのパフォーマンスや、私たちの生活を大きく変えるであろう5Gの貴重な講義は、学生のみならず、多くのプロフェッショナルの方々も聴講しました。
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VRアーティストせきぐちあいみ氏による
LIVEパフォーマンス -
企業の担当者を前にステージで制作したゲームのプレゼンテーションを行う学生たち
20日(日)には、馬場章名誉学校長が理事長を務める「一般社団法人日本Esports教育協会(JeSEA)」の設立が発表されました。JeSEAは、eスポーツ教育の資質向上等を目指し、企業や全国の教育機関と連携してeスポーツ人材育成を支援していきます。
「2020 JIKEI COM Game & e−Sports SHOW − 若きクリエーター展 −」は、青山商事株式会社「洋服の青山」、サントリーホールディングス株式会社、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社、KCJ GROUP 株式会社、一般財団法人プロメテウス財団をはじめ、多くの企業・団体の協賛をいただき開催し、2日間で2230名が来場しました。ご協賛いただきました企業の皆様、およびご来場いただいた皆様にお礼申し上げます。
イベント開催後、参加した学生および教職員の健康チェックを毎日実施しました。14日が経過し(2021年1月3日)、一人の感染者を出すことなく、無事に終了しました。
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感染防止対策を徹底して開催
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コントローラーやゲーム機、PCの消毒も行いました
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来場者は使い捨て手袋を使用して
ゲームを楽しみました