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【重要なお知らせ】 新型コロナウイルスの感染について(第16報)~浮舟総長より~
2020.11.12
教職員、学生、社員の皆さんへ
滋慶学園グループ
総長 浮舟 邦彦
これから冬に向かう中、新型コロナウイルスの感染が北海道で9日に新規感染者数が200人に達する等、東京、大阪を含めて、全国的に感染が急拡大しています。昨日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会尾身会長より、具体的には外国人コミュニティや学生の課外活動といった「見つかりにくいクラスター」への対策を強化することに関して緊急提言がなされました。その分析結果として、クラスターはその特徴によっていくつかのカテゴリーに分けられており高等教育機関(大学、専門学校)への注意喚起も行われています。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000693728.pdf
●高等教育機関(大学、専門学校)に対して:
大学等では、授業そのものよりは、むしろ飲み会や寮生活、課外活動等でクラスターが発生している。感染防止と学修機会の確保の両立を図ることが極めて重要である。そのために、自治体は、域内の大学等の学生の相談を受けている健康管理センターなどと協力して、感染防止に関する啓発やクラスター感染が起きた場合の迅速な情報の共有を進めること。さらに、必要な場合に速やかに受診・検査につながる取り組みを進めていくこと。
●職場に対して:
職場でも、仕事そのものよりは、むしろ仕事後の飲み会や喫煙などの休憩等でクラスターが発生している。このことから、事業者は、産業医等と連携し、感染防止策を今まで以上に進めること。特に、具合が悪い人が休めるようにすることやクラスターの発生が疑われた場合に迅速に保健所に協力すること。
我々は3次感染が始まったともいわれる今、この提言を重く受け止めたいと思います。
9月よりオンライン授業と並行して対面授業が始まって3か月が経過しました。緊張がゆるむ頃ですが、少しの油断がクラスターを生んでしまいます。上記提言を受けて、今我々が強く意識しなければならないことは、この感染症は特に若い人が感染しても無症状や軽症の人が多いということです。我々の周囲には無症状の感染者が存在している、自分が感染元になるかもしれない、こういう他者を思いやる強い危機意識を持つことが重要です。
また、3密を避け、換気とアルコール消毒、マスクの着用、手洗い等の感染防止の基本を再度チェックしてください。
特に、学校内や会社内はもとより、学外、社外でも、教職員、学生、社員の皆様は、絶対にマスクの着用を行ってください。ちょっとした油断から感染拡大が起こります。
我々にとってまだまだ長い戦いになりますが、皆で力を合わせて頑張りましょう。
以上。
(滋慶学園グループ 新型コロナウイルス感染症対策本部)