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「外国人介護人材受入制度と介護留学生の育成」テーマに 埼玉福祉保育医療専門学校がWebセミナーを開催しました 日本語学校や福祉事業サポート会社と連携
埼玉福祉保育医療専門学校は9月7日(月)、福祉業界の方々を対象に「外国人介護人材受入制度と介護留学生の育成」というテーマでWebセミナーを開催しました。
現在、介護の現場では人材不足が続いており、外国人の介護人材を受け入れる施設が増えてきました。私たち埼玉福祉の介護福祉士科も2017年度より、留学生の入学を受け入れています。
留学生の受け入れにあたっては、
(1)入学してくれた留学生たちの夢を実現できること
(2)卒業後、日本で活躍できること。あるいは母国に帰ったとき、生活が豊かになること
を大切にしたいと考えています。
また留学生たちが安全に、安心して日本での生活を送り、介護人材として成長するためには、
(1)介護福祉士としての技術・知識・マインドの向上
(2)国家試験に向けて日本語能力の向上
(3)日本で生活ができる費用面のサポート
の3点が必要だと考え、今回のWebセミナーで講演していただいた「与野学院日本語学校」や「株式会社メディカルシステムサービス」と連携することで、次のような留学生のサポートを行っています。
(1)介護福祉士の技術・知識・マインドの向上については、私たち埼玉福祉が、専門学校在学中に専門知識の技術・知識の向上を図り、国家試験対策をしています。
(2)国家試験に向けての日本語能力の向上については、与野学院日本語学校が、充実した日本語能力教育・社会適応教育をしています。
(3)日本で生活ができる費用面のサポートについては、株式会社メディカルシステムサービスが生活支援・在留管理支援をしています。
今回、株式会社メディカルシステムサービスからは、『4つの外国人介護人材受入制度の理解』として、現在の受入制度についてわかりやすく説明していただきました。そのうえで、参加者の皆様には、自分の施設にあった受入制度はどのようなものがあるか?を理解いただくことができたと思います。
また、与野学院日本語学校からは、『留学生受け入れに失敗しないためには』というテーマで、留学生とのコミュニケーションの失敗例とうまくいく秘訣について、お話しいただきました。具体例を交えた話を通じ、受け入れる側として意識することや、気を付けることが明確になったと思います。
最後に現在、埼玉福祉の介護福祉士科に在籍している留学生2名からもインタビュー形式で話を聞くことができました。
当日は10カ所以上の介護施設や福祉関係者の皆様にご視聴いただくことができました。
今後も、福祉業界の方々や埼玉福祉保育医療専門学校にかかわる皆様に対し、学校から様々な情報を発信していきます。皆様も機会がございましたら、埼玉福祉のWebセミナーにご参加(ご視聴)いただければ幸いです。
11月には保育士科でもWebセミナーを実施予定です。
(埼玉福祉保育医療専門学校 介護福祉士科 北村 健明)