２０１９年１０月４日(金)に開催された「川端夜祭」。
　キャナルシティから博多リバレインまでの距離を結ぶ、福岡で最も長い４００メートルの長さの伝統ある商店街で開催されます。そのお祭りを若い力で盛り上げて欲しいという振興組合からの依頼を受け、福岡スクールオブミュージック＆ダンス専門学校では今年初めてプロジェクトを立ち上げる運びとなりました。

　今回の課題は、『４００メートルという長い距離に一体感を持たせ、旅行者と地元の方が交流できるイベントをつくる』ことでした。これまでは商店街の真ん中あたりにステージが一つ設営してあるのみで、商店街の端から端まで盛り上がることができないことが寂しいとの理由からでした。

　そこで学生たちが考えたのが、以下の内容です。
①ステージを一か所だけでなく、真ん中に一つ、両サイドに一つずつ、合計3つのステージを設営し、どの場所でも音楽を楽しむことができるようにする。

②ステージイベントに来場者参加型イベントを盛り込み、見るだけでなく体感してもらうことで一体感を出す。（ラムネの早飲み／うまい棒ソムリエを開催）

③４００メートルをお客様に回遊していただけるよう、商店街の中で『博多弁をさがせ！』のスタンプラリー的なイベントを開催し、老若男女・国籍を問わず参加しやすく触れ合える環境をつくる。

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  川端商店街はバンドサウンドでライブハウスになりました！

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  お客様参加型イベント「ラムネの早飲み！」観客の声援もあり、とても盛り上がりました！

　その結果、３つに増やしたステージは大変好評で、主催者やお客様からとても喜ばれました。また、参加型イベントもみんなで楽しめるイベントということで、次年度以降も是非続けていきたいという評価をいただきました。

　たくさんの方々を笑顔と喜びに包むイベントを実行し、クライアントからのニーズにどうやって対応していくべきなのか、お客様に何をお届けするべきなのかを考える実践となりました。

（福岡スクールオブミュージック＆ダンス専門学校　白石　美可)