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東京バイオ・オリジナルクラフトビール開発に成功!!大田区長からも表彰!!
東京バイオテクノロジー専門学校は、2016年より大田区唯一の醸造所、株式会社羽田麦酒(東京都大田区多摩川)と産学共同による卒業研究を開始しオリジナルクラフトビールの商品化に成功しました。クラフトビール「山のかほり-池上梅園-」として発売され、東京都大田区及び公益財団法人大田区産業振興協会が主催する「大田のお土産100選」において堂々“入賞”致しました。
「山のかほり−池上梅園−」は、歴代の卒業研究生が東京都大田区にある名所の花木や土壌から酵母の単離に取り組み、得られた数百の菌株からビール醸造に適した優良な酵母として選抜したうちの1株です。
大田区立池上梅園の梅から採取した培養液でビール醸造させた結果、若き醸造家たちの想い溢れる独特の香りを持つクラフトビールが誕生しました。梅そのものの原材料は入っていませんが、酵母の力強さの影響で後味に梅のテイストが残ります。
大田のお土産100選とは、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、観光客を中心とした来訪者の皆様が喜ぶ大田区ならではのお土産を「食品分野」、「ものづくり分野」の2分野で、「これぞ大田のお土産!」と銘打つ製品・商品を選定しています。
本商品は、大田区にある本校が酵母選抜や試験醸造など開発研究に全面協力し、大田区唯一の醸造所である株式会社羽田麦酒が商品化しました。ラベルやパッケージデザインも大田区マーチング委員会が担当するなど「オール大田」で取り組み、商品開発を成功させました。
「大田のお土産100選」の授賞式では、産学連携班を代表してバイオテクノロジー科3年制醸造発酵コースの小林さんが松原忠義大田区長より表彰状を授与されました。
当日は授賞会場に班員全員で出向き、受賞の喜びを分かち合いました。商品化に成功し、地域のお墨付きまでいただいた”研究成果”に対し自信に満ちた学生達の表情がとても印象的でした。
羽田バル直営店および京急蒲田駅にある大田区観光情報センターを中心に販売され、順次羽田空港での販売も広げられます。
今後とも東京バイオの地域に根ざした商品開発にご期待ください。
(東京バイオテクノロジー専門学校 教務部・キャリアセンター担当 杉田佑輔)