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「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」 大阪ハイテクノロジー専門学校の専任教員3名が、世界を代表する審判団のコンディショニングスタッフとして帯同しました!
昨年秋の「ラグビーワールドカップ(RWC)2019日本大会」で、大阪ハイテクノロジー専門学校の専任教員3名が、世界を代表するレフリーのコンディショニングスタッフとして帯同しました! 鍼灸スポーツ学科の山根太治先生と山下浩平先生、そして私、スポーツ科学科教員の中山広基(筆者)です。
本大会で「ONE TEAM」が合言葉となった日本代表チームが、初のベスト8入りを果たしたことは記憶に新しいのではないでしょうか。パスでボールをつなぎ果敢に攻める姿勢や、試合終了後「ノーサイドの精神」に則り、お互いのチームを称え合う姿には、ラグビーに馴染みの無い人も含め、日本中に元気や感動を与えたことと思います。
大会で活躍したレフリー(MOF:マッチオフィシャル)たちは、全世界から23名が来日し、参加した20カ国に次ぐ21番目のチームという意味から「TEAM21」と呼ばれています。大会は全国12会場で全48試合が実施され、TEAM21をサポートするMOFコンディショニングスタッフは全国から12名が帯同していました。日本ラグビー協会のトレーナー部門の委員を務める山根先生をはじめ、そのうちの3名が本校の教員でした。
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花園ラグビー場で開催されたすべての試合を帯同した山根太治先生
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神戸での試合に帯同した中山広基(筆者)
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ラグビーワールドカップ組織委員会から届いた感謝状を持つ山下浩平先生
1試合につき、メインレフリー1名、アシスタントレフリー2名とTMO(テレビマッチオフィシャル)と呼ばれるビデオ判定員が関わっています。1試合は80分で、激しい攻防が繰り広げられます。選手は1試合につき約7,000m、審判は約10,000m走ると言われ、MOFへのサポートも行わなければ試合は成立しない、といっても過言ではありません。MOFコンディショニングスタッフは、彼らが万全の状態で試合に挑めるよう試合前のテーピングやマッサージ、疲労回復を中心としたケアや怪我の対応を行いました。
今回、本校教員がMOFコンディショニングスタッフとして国際大会に携われたこと、感動を与える一助になれたことは、かけがえの無い経験となりました。こういった経験を講義や資格指導、実習指導に活かしながら、今後も質の高い学生指導に取り組んでいきます。
(大阪ハイテクノロジー専門学校 スポーツ科学科 中山 広基)