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大阪ハイテクノロジー専門学校に本物の手術室そっくりの模擬手術室が完成!
新大阪の大阪ハイテクノロジー専門学校にこのほど、臨床工学技士科などの授業のための模擬手術室が新しく完成しました。大阪ハイテクは実習器材が豊富にあることが自慢の1つで、血液浄化装置は1人1台、人工呼吸器は2人に1台、人工心肺は8人に1台と、実習器材が数多くあります。模擬手術室も病院の手術室と同様の設備をもち、これまで以上に実践的なトレーニングを行っていきます。
昨年の秋に完成した模擬手術室は、在校生だけでなく卒業生にも使ってもらえるように、本物の手術室と同じような設備、機器を有し、さらに臨床工学技士にとって重要な業務である循環器診療のさらなるレベルアップを図るために、人工心肺やカテーテル治療のシミュレーターを導入しました。
人工心肺のシミュレーターでは、実際の手術のように血圧や体温など患者情報が変化することで、人工心肺の操作、投薬などをトレーニングすることができます。また、最近ではカテーテルという管を血管内に入れて治療をすることが一般的に行われており、冠動脈、心臓弁膜症、大動脈疾患、末梢動脈疾患に対して、このカテーテル治療が行われています。
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人工心肺シミュレーター/患者情報(心電図や血圧など)
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人工心肺シミュレーター/人工心肺操作情報
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カテーテルシミュレーター/心臓モデル
今や、この分野での臨床工学技士の活躍が期待されているのです。本校では、そういった状況にも対応すべくこの模擬手術室でのより実践的なトレーニングを行い、これまで以上に医療に貢献できる人材育成を行っていきたいと思います。
(大阪ハイテクノロジー専門学校 臨床工学技士科)