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ISPO国際義肢装具協会 第17回世界大会 運営サポートなど日本での30年ぶりの大会を神戸医療福祉専門学校三田校をはじめ神戸滋慶学園全体で盛り上げました
10月5日(土)より4日間の日程で、国際義肢装具協会(以下、ISPO)の第17回世界大会が神戸市内で開催されました。世界の義肢装具関連情報が一堂に会する本大会は、日本での開催は神戸医療福祉専門学校三田校の澤村誠志校長が中心となって行った神戸大会以来30年ぶりとなりました。
三田校義肢装具士科(3年制・4年制)はISPO日本支部事務局として、日本側の運営サポートにあたりました。また、少しでも運営に携わることで聴講参加以上の達成感を感じてもらいたいとの澤村校長の思いのもと、義肢装具士科の学生全員が、会場案内やゴミ拾いなどありとあらゆる場所で、サポートスタッフとして活動してくれました。
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学生サポートスタッフ
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言語聴覚士科学生によるよさこいソーラン節
本学科以外にも、他学科・姉妹校の多くの学生の協力があり、言語聴覚士科のウェルカムレセプションでのよさこいソーラン節の披露 (素人とは思えない素晴らしい踊りでした!) や、作業療法士科の海外ゲストのための「日本文化おもてなしブース」で使用するお手玉の準備、神戸製菓専門学校の茶道体験での和菓子の提供など、神戸滋慶全体で本大会を盛り上げていただきました。
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おもてなしブース
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会場風景
参加された各国の皆さまからは、学生スタッフのおかげでこの会が成功したと言われるほどの賞賛をいただきました。そのおかげもあり登録者数で4696人、関係者も含めると5000人以上という過去最高の入場者を無事迎えることが出来ました。
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ISPO世界大会終了後の9日(水)には、大会に参加した中国やカナダの義肢装具の専門家や学生たちが、義肢装具士養成の現場の最前線を視察するため神戸医療福祉専門学校三田校を訪問しました。三田校の義肢装具士科は、日本でもトップレベルの教育の質を誇り、これまで730人以上のプロフェッショナルを輩出。国内外で義肢装具士として活躍しています。
三田校を訪れた中国の義肢装具メーカーの社長やカナダのジョージ・ブラウン大学の教員、学生らは義肢装具士科の佐々木伸学科長から同校の特色を紹介され、キャンパス内を見て回りました。整形靴科の授業なども見学。案内をした鎌田恭子先生に熱心に質問をしていました。学生の皆さんは口々に義肢装具の機械や工具類の多さに関心を示しながら、「校舎内がとても整頓されていて清潔できれい!」と驚いていました。
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鎌田恭子先生の案内でキャンパスを見て回る参加者ら
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義足に関する説明を熱心に聞いていました
今回のISPO世界大会の参加者の三田校訪問の話題は、産経新聞にも掲載されました。
※産経新聞インターネット版の記事はこちらから
https://www.sankei.com/region/news/191023/rgn1910230002-n1.html
(神戸医療福祉専門学校三田校 義肢装具士科4年制・義肢装具士科 佐熊 重広 / Web広報センター)