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海外提携校 上海健康医学院と上海中医薬大学の学生さんに大阪ハイテクノロジー専門学校の専任講師が講義しました!

上海の提携大学で講義する大阪ハイテクノロジー専門学校の先生

 中国・上海市にある上海健康医学院の臨床工程技術専攻、上海中医薬大学生物医学工程専攻の学生さんに9月16日から9月27日までの期間で、臨床工学に関係する病院内の電気、設備についての「医療機器安全管理学」や心電計、脳波計、血圧などを学ぶ「生体計測装置学」、電気メスやペースメーカーなど治療に関連することを学ぶ「医用治療機器学」、人工呼吸療法について学ぶ「生体代行装置学(呼吸)」について、大阪ハイテクノロジー専門学校 臨床工学技士科の3名の講師の先生が講義を行ないました。
 
 今、中国では人工心肺や透析機器などを医療専門職として扱う臨床工学技士への関心が高まっており、今回の講義も学術交流の一環として行ないました。それぞれ10コマの講義を日本と同じような内容で行い、試験も実施しています。上海中医薬大学の学生は、本校の「卒業研究・課題研究発表会」にて毎年特別発表を行っており、学術研究においても国際的な協力関係にあります。

 国際事業部の現地スタッフとともに通訳を行いながら、言葉の壁もありますがコミュニケーションを取って、楽しく学びの多い講義を心がけてきました。講義の開始、終了時には本校の習慣であり、日本の文化でもある「礼」に始まり「礼」に終わる授業となりました。

  • 上海の大学の教壇に立つ講師の先生

  • 学生の真剣な授業態度

 中国での臨床工学技士制度はこれからですが、毎年少しずつ議論が進んでいます。11月2日(土)には学校法人大阪滋慶学園が主催して「第4回アジア臨床工学フォーラム」を開催します。本校としても業界と連携しながら中国における臨床工学(中国では臨床工程)の発展に寄与したいと考えています。

大阪ハイテクノロジー専門学校 臨床工学技士科 加藤 貴充)