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韓国・研成大学の教職員12名が“滋慶学園グループ研究”のため来日
2013.07.30
日本の専門学校を牽引する滋慶学園グループを研究しようと、韓国・研成(ヨンソン)大学の職員12名が4日間の日程で来阪、7月26日(金)、大阪・新大阪の滋慶医療科学大学院大学で浮舟総長をはじめ、各部門の責任者から広報をはじめ、教務、就職まで滋慶学園グループの教育や運営上の様々なノウハウやシステムについて終日講義を受けました。7月24日(水)に関西国際空港に着いた一行は、大阪スクールオブミュージック専門学校や大阪コミュニケーションアート専門学校をはじめ、放送芸術学院専門学校、キャリナリー製菓調理大阪校、神戸医療福祉専門学校三田校などを精力的に見学。25日の夜は日本三大祭りの一つと言われる天神祭をわずかの時間楽しんだ後、この日の研修に参加しました。
研成大学は韓国・ソウル市から南へ車で約1時間の工業都市、安養市にある4年制と2年制の経営学部やデザイン学部、空間デザイン学部、観光学部など7学部29学科をもつ私立大学です。
滋慶学園グループとは2006年から交流が始まり、2008年から提携協定を結んでおり、滋慶学園グループを見学された同大学の呉総長が「滋慶学園から学ぶべきものが沢山ある」とスタッフの研修を決断されました。今年1月には第一陣の研修チームが来日、滋慶学園グループの東京にある学校で4日間にわたる研修を受けており、この日の研修チームは第二弾としておこなわれました。
浮舟総長から滋慶学園グループの「職業人教育を通して社会に貢献する」というミッションをはじめ、教育システムやキャリアセンター、デビューセンター、さらには卒業後のサポートまで、滋慶学園グループの全体像についての紹介があったあと、広報、産学協同教育システム、国家試験対策、キャリア教育と学生サポート、予算管理、キャリアセンター、滋慶教育科学研究所などについて終日、メモを取りながら熱心に聞き入っていました。
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浮舟総長と通訳を務める
滋慶韓国センターの鄭代表 -
質問する李教授
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一行は滋慶学園グループの教育システムやコンピュータシステムをフルに活用した運営システムなどに興味を示し、様々な場面で大きくうなずく場面が見られました。今回の団長で教学処処長の李承奎教授は「韓国では入学前教育は国の指導ですることはできないが、滋慶の入学前教育への考え方や取り組みはとても興味があった。ぜひなんとか取り組みたいと思っている」と熱っぽく語っていました。
最後に総括に立った滋慶学園グループ国際センターの渡辺ダイレクターは「連日のハードなスケジュール、お疲れ様でした。日本の専門学校は世界的に見てもとてもユニークな存在です。私たちが提供している教育は1年制から4年制まであってスペシャリストを養成する教育ですが、学位や年限とは関係なく産業界が求める人材をきちんと育成することにあると思います。そこは研成大学も一緒だと思います。グローバル競争の中で、共に頑張りましょう」と締めくくり3日間の研修を修了しました。
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7月24日、大阪コミュニケーションアート専門学校で
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同、放送芸術学院専門学校で
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本部国際センターの渡辺ダイレクター