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韓国・啓明文化大学の第11回目の職員研修を受け入れ、8名が来校
2019.03.06
2008年の教育提携締結以来、毎年受け入れを実施している韓国・啓明文化大学の教職員研修。今年で11回目となる研修が東京地区で行われました。
研修は滋慶学園グループ国際センターが窓口となっており、今年の参加者は、入学管理チームの白景宇氏を団長に、就職支援チーム、産学協力チーム、企画チーム、学生生活支援センター等の8名。研修は、2月7日(木))から10日(日)の日程で、学校見学、イベント見学と、講義形式で滋慶学園グループの考え方等を受講する座学研修が行われました。
啓明文化大学はソウル近郊の大邱広域市にある4年制の啓明大学校に併設されたカレッジで、人文社会、自然科学、工学、芸術・体育能力の4系列、23学科では約6,800人の学生が学んでします。8万4千人余の卒業生は国内外で職業専門人として活躍しています。滋慶学園グループとは、2008年に学生の留学や教職員の交流、教材・カリキュラムの作成に関する協力などを含む教育提携協定を結びました。2013年1月には、浮舟総長が啓明大学校の申一熙総長から名誉教育博士号を贈られています。
初日と2日目には、専門学校東京ウエディングカレッジ、東京ベルエポック製菓調理専門学校、原宿のベルエポック美容専門学校、東京デザインテクノロジーセンター専門学校で、ウエディングチャペルや調理実習室、美容の施設・設備を見学、実習や産学連携授業などについて説明を受けました。また、東洋言語学院(日本語学校)で語学研修を受講していた啓明文化大学の学生10名の修了式にも参加しました。さらに2月は1年間の学びの成果を発表する卒業進級展が各校で開催されており、東京スクールオブミュージック専門学校渋谷、東京ダンス&アクターズ専門学校の「ゴスペルアンサンブル公演」を鑑賞、幕張メッセ国際展示場で開催された東京コミュニケーションアート専門学校の制作展で、クリエーティブデザイン分野、ECO分野の作品や展示をご覧いただきました。
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専門学校東京ウエディングカレッジを見学
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東京デザインテクノロジーセンター専門学校での学校説明
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東洋言語学院の短期留学修了式で啓明文化大学の学生たちと
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卒業進級制作展「we are TCA」を見学
活発な質疑応答が行われました。
研修最後のプログラムとして、9日(土)午後に浮舟邦彦総長の講演「滋慶学園グループが展開する職業人教育」をはじめ、学校運営の要である「学生募集活動」についてを滋慶学園EASTグループ美容・スポーツ分野 岩村勇運営部長、「学生サポート」を一般社団法人滋慶教育科学研究所職業人研究センター 志田秀史センター長、「就職サポート」を滋慶学園EASTグループ国際センター 高山昌司センター長が講義しました。
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岩村運営部長
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志田センター長
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高山センター長
「体験入学のイベントは何時から何時までどんな流れで行うのか?」、「説明会から入学までの担当教員は同じ人なのか?」、「学力がついていかない学生に意欲をもってもらうための指導方法は?」、「入学前教育はどのように行っているのか、また導入教育に対して高等学校の理解は?」、「企業との連携において新しい価値を作るのが私たちの役割、滋慶学園グループではその連携がなぜできるのか?」など活発な質疑応答が交わされました。
研修の最後に、啓明文化大学の「NCS(職務能力標準)教育課程導入への職業教育」について、白団長からお話をいただきました。
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講義の最初と最後は「起立、礼」の日本スタイルで
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質疑応答
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白団長
研修終了後には、国際センター 渡辺英緒センター長から団長の白氏に修了証が授与されました。続いて講演をした3名から全員に修了証や記念品が贈られました。
今後も交流を深めながら、両校の教育の向上に繋げていきたいと思います。
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渡辺代表から白団長へ修了証を授与
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全員で記念写真