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東京ウェディングカレッジで避難訓練を実施 災害対応力の向上をめざしました
専門学校 東京ウェディングカレッジは7月23日(月)、ウェディング科1・2年生合同で、地震による火災発生を想定した避難訓練を実施しました。今年は、学生がしっかり意識を持って訓練に取り組めるよう、事前授業を行ったうえでの訓練となりました。
事前の授業では、特に地震が起きて、さらに火災が発生した際の対応の仕方(身の安全の確保)、避難場所、安否確認メールへの返信などについて学びました。
当日は、実際に流れる緊急地震速報と火災感知器を発報して、訓練を実施。授業担当の講師も含めて、第一次避難場所へ移動しました。火災の建物から全員が屋外へ出るまでに要した時間は、おおよそ8分間。本校の規模であれば、安全を補償できるタイムであると、防災アドバイザーの方から及第点をいただきました。
火災の際に一番恐ろしい煙の対策として、マスク代わりにハンカチやタオルを持って避難するのが有効といわれますが、昨年は多くの学生が持ってきておらず、課題の1つでした。今年はハンカチやタオルをしっかり持参しており、事前授業の成果が見られました。避難についても、各クラスで【おさない・かけない・しゃべらない・もどらない】を守り、昨年度から比べるとやや時間を費やしたものの、校舎からの避難開始から16分40秒で対象者全員の安全確認が取れました。
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【おさない・かけない・しゃべらない・もどらない】
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きっちり「整列⇒点呼」をする講師の先生
避難訓練の隊長の菅野悠事務局長からは、津波の場合に避難する場所や第2校舎からの避難経路についての説明がありました。防災アドバイザーの方には、訓練の大切さと6月18日に発生した「大阪府北部地震」での混乱の中で、一番役に立ったのはLINEであったことなど当日の緊迫した状況をお話いただきました。
「大阪府北部地震」や先日の「西日本豪雨災害」。東京でも、いつ何時災害に見舞われるか分かりません。だからこそ、今回のような訓練であっても、我々ひとり一人が1分1秒を大切に、真剣な姿勢で取り組むことが重要であると思いました。たかが訓練、されど訓練!
災害対応力の向上を図るためにも、今回の訓練を踏まえ、より精度を上げた内容にしていく必要があると感じました。
(専門学校 東京ウェディングカレッジ 学生サービスセンター 小林 淳子)