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【東京福祉専門学校】 介護福祉士科 合同就職説明会をイノベーション より良いマッチングを図る!
東京福祉専門学校・介護福祉士科では5月29日(火)、東京都江戸川区内の10法人を含む15の企業・法人に来校いただき、合同就職説明会を実施、約60人の学生が参加しました。
従来の形式を見直してより良い合同就職説明会にイノベーションしよう!と、事前に企業や施設の皆様との打ち合わせを重ね、「介護福祉士としてイキイキと永く働き続けるため、施設と学生の良いマッチングを図る機会とする」ことを目的として実施しました。
【事前準備をふくめた説明会の流れ】
1.学生へのアンケートを開催前に実施
(入職者に何をもとめるか等、企業・法人の施設に対する質問)
2.質問をまとめ施設へ送付
3.施設からの回答
4.回答を学生が確認
5.学生は関心のある3社を選び、優先順位をつける
6.当日、上記3社の説明を15分ずつ受ける(最低3社)
7.その後「おかわりTIME」
8.学生は「受験したい」「見学に行きたい」「もっと詳しく聞きたい」の3種類のカードそれぞれを企業に提出
以上の流れのように事前にアンケートを実施し、担当者へのちょっと聞きづらい質問をカードにしてブースにセット。学生は時間を区切って、自分が選んだ3か所のブースを回ります。
各ブースでは笑いが絶えず、質問が飛び交う説明会が行われていました。「おかわりTIME」では、再度同じところに聞きに行く学生も、別のところの説明を聞きに行く学生もいました。
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SOMPOケアグループのブースの様子
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卒業生の宮本隆史さん(奥の男性)がCOOを勤める社会福祉法人「善光会」のブース
最後に学生は「受験したい」「見学に行きたい」など3種類のカードを気になる事業所へ渡します。1社に絞ってカードを渡す学生もいれば、たくさんの法人に提出する学生もいました。留学生は20名ほど参加しましたが、学生の目の輝き、真剣さが印象的でした。
学生に聞いたところ、「普段一緒に勉強している仲間と話が聞けると緊張せず、聞いてみたいことが聞けました。見学してみたい事業所がいくつも見つかりました!」との声が聞かれました。
また、各施設担当者からは「大きな説明会では、介護について1からの説明になりますが、目的意識が高い専門学校の学生なので、短時間で伝えたいことが話せました」という感想をいただきました
双方、有意義な時間を過ごすことができたようです。「受験したい」というカードが使用された数は21枚。「見学希望」のカードは、延べ42枚が使われました。これからの活動に活かします。
江戸川区には介護福祉士を目指す学生への育成給付金制度があり、就職年次生の中にも14名が利用をしています。昨年の江戸川区内での就職者は4名(制度利用者は0)でしたので、この制度を業界とともにうまく活用し、介護福祉士の希望者を増やしていきたいと思います。
(東京福祉専門学校ケアワーク学部 学部長 高橋 利明)