ＣＯＵＰＥ　ＪＩＫＥＩ　ＤＥ　ＬＡ　ＰÂＴＩＳＳＥＲＩＥ（クープ　ジケイ　デュラ　パティスリー）は滋慶学園食文化教育部会加盟８校の代表学生が一堂に会し、ピエスモンテ（飴細工）、アントルメそれぞれの部門で行われるコンテストです。その目的は、人々に幸せを与えられる製菓技術者としての精神を学び、競技を行うことによって、知識・技術の研鑽とキャリアマネジメントを身につけること。そして業界を代表する審査員の先生方から評価を受けることによって、将来の日本を代表するような競技技術者を輩出することです。本選が行われる１１月に向けて、代表選手選考のための予選が行われます。学生たちは予選に勝ち残るために、放課後の実習室開放を利用して練習に励んでいます。

　パティシエの芸術性と技術の高さが要求される飴細工は、砂糖を１６０℃近くまで煮詰めたものを冷ましながら練り上げていき、艶のある薔薇や、玉、リボンなどを作ります。汗をかき、熱さに耐えながらみんな一生懸命練習しています。この練習会では、普段授業を教えている現場の講師の先生方が指導してくれます。また、前回のコンテストの際、代表だった学生も後輩のために技術や経験を伝えに来てくれています。この繋がりもとても大事なことです。練習を繰り返し、着実にレベルアップしていく姿はとても頼もしく思います。学生、講師の先生方、卒業生の力をひとつにして、優勝を目指していきます！！

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  卒業生に飴細工のコツを教わる学生

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  製作途中の薔薇。
  繰り返し、たくさん作りあげていく

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  美しい薔薇の完成。
  練習の成果が出ている！

（教務部パティシエ科　近藤）