１月８日（日）東京・葛西区民館ホールにおいて、「平成２９年葛西消防団始式」が行われ、東京医薬専門学校から須田英明学校長、学科職員、救急救命士科の学生の団員が出席しました。本校では、葛西地域在住の救急救命士科の学生たちが、平成２６年より葛西消防団に入団し、現在は３年生８名、２年生３名、１年生７名が所属して活動しており、席上、日頃の積極的な活動に対して、東京消防庁の総監より「消防総監感謝状」を授与されました。

　本校では、地域の消防団活動として、消防器具の点検や消防活動などの日頃の訓練はもちろんのこと、“火災予防運動”や“年末特別警戒”における町内会の住民に防火を呼びかける夜警や、学生たちが心肺蘇生講習を行う地域の防災訓練などを行っています。実際の火事現場にも幾度となく出動し、初期消火に携わった学生たちが「方面本部長賞」を受賞するなど積極的に活動しています。

　また、日頃の訓練の成果を競う大会では、学生中心のチームが健闘し、平成２７年度「消防操法大会」で優勝、平成２８年度「活動審査会」では準優勝をしています。

　こういった地域での取り組みに対し、今回、始式において東京消防庁の総監より「消防総監感謝状」を頂戴しました。これも学生たちの日頃の活動に対する評価と受け止め、今後も地域貢献に尽力していきたいと思っています。

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  東京消防庁総監からの感謝状

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  新入団員の紹介

　また、表彰後には新入団員たちが紹介され、新入団員を代表して救急救命士科１年生の田口凌之介さんが「災害のない葛西を目指し、一層の努力を行います」と力強く宣誓しました。

　消防団活動がこれからの学校生活の中で、学業を主軸としながらも専門性の幅を広げる取り組みになるのではないかと期待しています。

（東京医薬専門学校　救急救命士科　野崎　淳一）