東京バイオテクノロジー専門学校の学生による卒業研究のほとんどは、企業から研究課題をいただくか、インターンシップ先の研究所で研究を行う形で取り組んでいます。今回、韓国の香料会社「ＫＩＭｅＸ」より、バイオテクノロジー科３年制化粧品開発コースに卒業研究のテーマをいただき、その研究がまとまりましたので、２０１６年１２月１９日（月）に韓国スゥオンのＫＩＭｅＸ本社内研究所に報告に伺ってきました。

　研究内容は、「いただいた３種類の香料を模倣してそれぞれを作成する」、「ゆず、チュベ　ローズの香りを調合する」、さらには「我々から香りの提案をする」というものでした。
　　　　　　　　　　　　
　学生たちはかなりの自信で作成したようですが、やはりプロの方々はなかなか厳しい表情で評価をしていました。細かい評価は後日いただくことになりますが、実際の企業の皆様にきちんと評価をしていただくことが、今後の学生の成長に大きく役に立つことは間違いないと思います。まして、海外の世界規模の会社でこのように自分の力が試し、評価されることは非常に意義深いことだと思います。

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  においを確認する「ＫＩＭｅＸ」の社長と調香師

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  「ＫＩＭｅＸ」ロゴ

　今後とも海外企業とも積極的に連携できるよう進めて行きたいと思います。

（東京バイオテクノロジー専門学校　小池　伸一）