産学協同教育として企業から課題を頂き、学生が研究開発に取り組む「株式会社マンダム企業プロジェクト」のオリエンテーションが１０月３日（月）、東京コミュニケーションアート専門学校（ＴＣＡ）で行われました。今回のプロジェクトは札幌放送芸術専門学校（ＳＢＡ）、仙台コミュニケーションアート専門学校（ＳＣＡ）、ＴＣＡ、東京デザインテクノロジーセンター専門学校（ＴＥＣＨ.Ｃ.）、名古屋コミュニケーションアート専門学校（ＮＣＡ）、大阪コミュニケーションアート専門学校（ＯＣＡ）、大阪アニメーションスクール専門学校（ＯＡＳ）、福岡デザインコミュニケーション専門学校（ＦＣＡ）のデザイン系８校による合同プロジェクトです。

　マンダムは、特に男性用化粧品においては国内シェアトップクラスの化粧品メーカーです。会社名にもなっている「ＭＡＮＤＯＭ（マンダム）シリーズ」をはじめ、松田翔太さんが出演するＣＭで知られている「ＧＡＴＳＢＹ（ギャッツビー）」など、学生たちが普段目にしているベストセラー商品を次々と世に送り出しています。詳しくはマンダムのＨＰをご覧ください。
http://www.mandom.co.jp

　今回のプロジェクトテーマは、「ロールオン」という直接脇に塗る防臭・制汗商品の広告企画の提案です。オリエンテーションでは株式会社マンダム執行役員で、第一マーケティング部・宣伝販促部担当兼第一マーケティング部長の内山健司様らにお越しいただき、学生たちに向けて「３Ｃの分析」と、今回の課題テーマについて説明をしていただきました。冒頭では、自社の歴史をはじめとした「マンダム」という会社について、また製品がどんな人たちに販売されているのか、「市場や製品」について、さらには、製品別の売上数字なども交えながら「競合」に関する情報もリアルにお話しくださいました。

　今回頂いた課題は、まさにプロの仕事そのもの。これからＴＣＡをはじめ、各校の学生たちがどんな企画を提案するのでしょうか？　来年２月にまた、プロジェクトの結果をご報告いたします。

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  ＯＣＡの鞍井修一学校長。株式会社電通関西支社クリエーティブ局の元局長で、マンダム、ハウス食品など大手企業を担当され、今回は学生たちにも是非チャンスをと、このプロジェクトが実現しました

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  今回指導にあたるＴＣＡ講師の入江洋平先生。株式会社マッキャンエリクソンを経て独立。現在は日本コカコーラ、マイクロソフト、ＩＢＭなど数々の広告を手掛ける、まさに第一線で活躍中のクリエーターです

（東京コミュニケーションアート専門学校　事務局　広報部　東　妥衣子）