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東洋言語学院で学ぶ留学生23名が日本の家庭での暮らしを体験しました
留学生が日本の家庭の一員となり生活体験を行う、「ホームステイ・ホームビジットプログラム」。今年も東京地区のヒッポファミリークラブの方々のご協力のもと、8月27日(土)、28日(日)に行いました。
ヒッポファミリークラブというのは国や人種の違いを超えて、どんなことばを話す人ともコミュニケーションができるようになれたら・・・という理念のもとに活動している国際交流団体で、15年ほど前から地元のクラブと東洋言語学院との交流が始まりました。
日本語を学ぶために来日した東洋言語学院の留学生にとって、日本の家庭に入り、お客さまではなく家族の一員として、生活の基本である家庭を知ることはちょっぴり緊張の伴う、でも、本当の意味での異文化体験ができる貴重な機会です。
プログラムは毎年行う恒例イベントとして、年を重ねるごとに数多くの学生が参加するようになり、今年も8か国23名の学生が参加しました。
右上のメイン写真と下の2枚の写真は「対面式」と言ってイベント当日、葛西区民館でのファミリーとの初対面のひとコマです。どの学生も、ファミリーも初めは少し緊張した面持ちでしたが、時間がたつにつれ笑顔溢れる楽しい場となりました。その後、各家庭にお邪魔し、たこ焼きパーティーをしたり、自国の料理を披露したり、近所のお祭りに行ったりと各々が充実した時間を過ごすことができました。
翌週には学生からの興奮した楽しい報告はもちろんのこと、ファミリーの方々からも、「頑張っている学生から毎年たくさんの刺激をもらっている」という嬉しい報告も頂きました。
毎年このイベントが終わったあとも、留学生とホストファミリーとの関係が続き、ご家庭のイベントに誘ってくださったり、東洋言語学院の卒業式等に来てくださる方々もいらっしゃいます。せっかくのご縁を学生自身も大切に、繋げていってほしいと願っています。
東洋言語学院は地域に開かれた学校を目指しています。受け入れて下さるファミリーの存在があって初めて成り立つものですが、一つひとつの活動が、学校や学生を知って頂けるきっかけとなっていることを今まで以上に認識し、感謝の気持ちを持って今後も活動して参ります。
ヒッポファミリークラブの皆さん、今年も温かいお出迎えをありがとうございました。
(東洋言語学院 事務局 和田 聡子)