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『医療+スポーツ』の新しい研修プログラムの構築へ スイスの整形外科病院等とコラボレーション! 東京メディカルスポーツ専門学校
オリンピック選手の治療などで知られるスイスの整形外科病院「Schulthess Clinic(シュルテス クリニック)」と東京メディカル・スポーツ専門学校(TMS)をはじめとした学校法人滋慶学園各校との提携を構築するために、6月27日(月)と28日(火)の両日、滋慶学園の古島常務理事ら一行が「Schulthess Clinic」を訪問、合わせてFIFA WORLD、FIFA(国際サッカー連盟)本部の視察を行なってきました。
コラボレーションの背景
スイスのチューリッヒにある「Schulthess Clinic」は、約200床の入院施設、12室ほどの手術室を持ち、オリンピック選手なども患者として来院する、世界で有数の整形外科専門の医療機関です。TMSの妻木名誉学校長と10年来の交友がある国際的なトレーナー仲間を通して本校との提携の提案がありました。
本校学生の同クリニックでの研修に加え、FIFAでの研修やFIFA WORLD(フットボールミュージアム)の見学、プロスポーツ観戦などを組み込んだ世界レベルの『医療+スポーツ』を体現する海外研修プログラムの提案内容で、国際的なトレーナー人材の養成に取り組む本校としても、大いに興味を抱きました。同プログラムを中心に、今後、様々なコラボレーションの可能性が拡がっています。
研修を受講した学生には、「オリジナルの修了証」の授与も行なわれるということで、今後、提携協定の締結に向けて詰めを行なっていくことにしています。
■FIFA WORLD(フットボールミュージアム)及びFIFA本部も見学
「Schulthess Clinic(シュルテス クリニック)」を訪問したあと、同じチューリッヒにあるFIFA WORLD(フットボールミュージアム)とFIFA本部とを訪問しました。
2月末に完成したFIFA WORLD(フットボールミュージアム)はFIFAに関する歴史が様々な形で紹介してある施設です。世界各国の代表ユニフォームや、サッカー発祥時のボールや靴の展示をはじめ、実際の「ワールドカップ(トロフィー)」等々の展示や、過去の名選手の紹介などが行なわれています。さらに、実際にボールを使ってドリブルの早さを競うようなゲームが5~6種類用意されており、学生なら優に半日は滞在できるような施設です。
FIFA本部では、FIFA Refree部門のClaudio氏(クラウディオ氏)やFIFAと関係の深いMario Bizzini氏(マリオ氏)よりFIFAの活動、理念(ミッション)、今後の展望等について説明していただき、その後、一般には公開していないFIFAの施設を案内していただきました。各会議室は真中にサッカー場を模した装飾がされていたり、2カ国とテレビ会議ができる部屋、多くの人種が就業しているために用意された瞑想ルーム、各所のこだわりの建築技術など、学生にもすばらしい体験になると思います。
今後に向けて
「Schulthess Clinic(シュルテス クリニック)」や同病院の脳震盪センターは、日本にはない施設であることは間違いがなく、FIFAやOLYMPICに関係する施設との提携は、学園・学校として、また、学生にとって非常に意義のある研修だと考えられます。
さらに、マリオ氏によるFIFA 11+資格(サッカーを中心としたスポーツのケガの予防のためのウォーミングアッププログラム)取得プログラムの構築や、クリニックを活用した新商品の開発、教職員の交流など、様々なコラボレーションを拡大することも可能となります。今後、新たな海外研修の実現に向け、より細部を詰めていきたいと思います。
(東京メディカル・スポーツ専門学校 事務局 松川 勝吉)