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国試対策センターが組織編成、本部ビル(大阪)で始動

「国家試験全員合格!」への祈願だるま

【お知らせ】医療・福祉・衛生分野19資格の国家試験の合格率100%実現へ-滋慶学園グループは、「国家試験対策センター」を4月から大阪市中央区島之内1のグループ本部ビル4階に設置しました。同時に稲岡センター長が責任者に就任、今後専任スタッフ体制で問題分析や対策講座の開催、インターネットでの通信講座の充実などに取り組みます。

滋慶学園グループでは、各校をまたぐ横断的な組織として2007年に「国家試験受験対策センター」を東京本部(東京都江戸川区)内に設置。その後、2009年に「国家試験対策センター」として組織を改編し、浮舟総長自らがセンター長に就任しました。

翌2010年4月には、各校事務局長も運営メンバーに加わり、グループ企業であるブレーン・スタッフ・コンサルタンツ(BSC)の協力の下、国家試験に特化した統合型e-learningシステム「J-WEB」を開発。国家試験を目指す学生たちが学校や自宅のインターネットから過去問題などを自習できる環境を作り上げました。

「J-WEB」には、(1)過去問題や解剖生理学などの基礎医学を学ぶことが出来るコンテンツ、(2)宿題をWebで配信したり、授業をオンデマンド配信するコンテンツ、(3)教員が国試問題データベースを使って模擬試験問題を簡単に作成できるコンテンツの3つの機能が備わっています。

現在、国家試験を目指すグループの1万人を超える学生がこの「J-WEB」に登録されています。自宅で学習したり、春休みや夏休みには、Web上で各専門の教員に質問を投げかけて指導を受けています。

今後は、既卒者のフォローや教員研修などに取り組み、国家試験対策専門委員チームとの連携を強化するとともに、本部のWebセンターなどとの連携を強め、スタジオから国家試験に関連するコンテンツの制作や発信を行っていきます。

国家試験対策センターの稲岡センター長の話
「現在約30学科で100%合格を達成していてグループ全体の平均合格率もここ数年90%前後と全国平均を上回っています。これを全員合格にもっていくことがこのセンターの役目になります」